2009年11月13日

成功者。

今年最初のタートルネックセーターの朝だった。駅への道、吐く息が白い。もう11月も真ん中だもんなー。

これを"もう…"と感じるか"まだ…"と思うかによって、残りの日々の過ごし方は大いに変わってくる気がするのだけど、僕の場合断然"もう…"だな。もう一月半しかないの"もう"だ。

まだ一月半もあるんだから、あれもこれも出来るぜって考えるのが、ポジティブなのは承知しているし、そう考えて行動できる人間が成功者になるっていうことはわかっている。だから、僕は今の僕なんだけど、そもそも、成功ってなんなんだろうね?成功の判断・評価基準なんて、その時代時代の社会規範によって異なるもので、絶対的なものではないはずだよね。

少し前の成功者の基準はなんたって"お金"であった。今もそうかもしれないけどマネーだ。お金持ち=成功者。お金を稼いで、大きな家に住んで、フェラーリに乗って、マセラティも持っていて、バカンスは海外で…。もちろん、そんな生活に憧れるし、夢見たことだってある。

でもさ、今は若干変わってきてるでしょ。この先もっと大きく変わるかもしれない。

例えば、今年発売した商品が大ヒットして、富を成した人がいるとしよう。人格的にも申し分なく成功者の代名詞のような人だ。

時は流れて、20××年。某裁判所にて。

判決。あなたは2009年に、△△を大量に製造し販売するために、石油を乱費し、大量のCO2を排出したため、環境○○法違反で、罰金○○億円…。

一生懸命働いて、いい商品作って世の中に貢献し、その結果成功した彼に罪はないと思うけど、残念ながら時代が変わってしまったようだ。

地球環境を考えたら、この先、生産活動を怠り消費に貢献しない(僕みたいな)ぐうたら人間が、素晴らしい人間で成功者として賞賛される世の中になるかもしれない。あーたけきよ君こそ成功者だ。彼は何も生み出さないし、最小限の消費しかしないんだから!ってね。

まさかね。妄想でしょ。でももしかしたら、こんな世の中が来るかもしれない。その日がくるまで長生きしなくっちゃね。
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2009年11月08日

レギュラー争い。

日曜日は息子のサッカーの試合だった。

近年の(日本の)サッカー人気は下降気味で、これは僕の感覚的なものだけど、たぶんJリーグの観客動員数や、TVの視聴率などのデータを見ればそのとおりじゃないかと思うのだが、息子の所属するサッカークラブの人気はこれに反して鰻登りである。3年生のチームは、現在総勢で25人。今週新たに二人が加入して27人になる。これは1学年4クラスしかない小学校では、各クラスに7人のクラブ員が居て、構成比は20%に及ぶこととなる。まー仲間が増えるのはいい。しかし、それとともにレギュラー争いが熾烈になってきた。チームは、サッカーを通じて子どもたちが成長することを目的としており、勝つことが目的ではないが、もちろん目標としての勝利はある。

だからこれから、徐々にレギュラーを固定していくという。練習試合ではみんなが試合に出られるような配慮はあるが、公式戦ではない。今現在、息子はレギュラーポディションを獲得しているけれど、どうみてもギリギリのラインだ。新入部員によってはベンチって可能性もある。

その時、息子はどうするだろうか。レギュラー奪回のために猛練習を積むのだろうか。その結果、レギュラーを獲得できればいい。しかしそうではない場合、つまりずーっと補欠だとわかっていても、サッカーを続けるだろうか。

その時は、試合に出られないからやめる!って言って欲しい。だってサッカーだけが全てじゃないでしょ。その評価を受け入れて、それでもベンチで応援するなんて辛すぎる。でも、続けて欲しいとも思う。継続の先に素晴らしいことが待ち受けている可能性だって、否定できないのだ。得られた宝物を、続ける前に知ることは出来ない。もしわかるのであれば誰だって続けるだろう。近い将来(それはサッカーに限ったことではないけれど)こんな選択の場面に遭遇するだろう。もう遭遇しているかもしれない。その時僕たちに何が出来るのだろうか。息子の選択を肯定して、信じて励まし見守ることくらいしか出来そうにもない。その選択を撤回したとしてもね。"ここまで続けてきたのだから、もったいないじゃない!"なんて馬鹿なことだけは言わないようにしよう。

サッカーの試合は、朝から夕方まで続けられ、息子達はクタクタになるまでグランドを走り回っていた。そんな息子達を応援するのは楽しい。しかし、いつまでも能天気に応援できるわけじゃないんだよな。自分が出場しない試合に、父母が応援に来るのは辛いだろうからね。だから今のうち、一生懸命応援しようと思う。
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2009年11月07日

冬立つ。プーリー割れる。

11月はマウンテンバイクの月と決めていた。正確に記すと、今日決めたのだ。久しぶりに単独で7国を走りながら、そう思ったのである。

天気予報のおねえちゃんが"明日は暖かくなるでしょう"って言っていた土曜日。僕は迷わずTURNER号を選んで出かけた。今年はロードに乗る機会が多かったので(って言うほど自転車に乗ってないけど)、ちょっとマウンテンに乗りたいなと思っていたからだ。レーパン&レージャージ無しのゆるゆるの格好で、チョコとアンパンを詰め込んだバッグを背負って、入間川沿いの裏道を、ママチャリポディションで走る。冬霞のせいか、前方に見えるお山の稜線はおぼろげだけど、絶好のツーリング日和である。ロードで遠出もありだったなと思いながら、メインの道から上り始める。入口あたりは水が残っていたんだけど、雨降ったっけ?憶えていない。自転車に乗らないと天気に鈍感になってしまうのだろう。カラカラに乾ききった路面を期待してきたんだけどね。

久しぶりだな、一人でここを走るのは。そう感じるのは、静寂のせいである。仲間と走ると、楽しげな話し声に包まれているから忘れてしまうが、森の中は静かである。木々が音を吸収するのか、そもそも音なんか存在しないのか不明だけど、シーンとしているのだ。淋しいって感じよりも、恐怖感のほうが強いな。特にのんびり走るとね。

そんなことを感じながら、三角点まで上る。ここまでで足着き2回。やばいでしょ?やばいのだ!もともと下手だから、これ以上は下手にならないと高を括っていたが、下手の中でも退化現象は発生するんだなー。感心している場合ではない。マイナス分は補充しとかないと、納まりが悪い。っていうことで、今月はマウンテンバイク強化月間と決めるのである。

まーそんなこと決めなくたって、この時期、つまり立冬以降はマウンテンが楽しい季節なのだから、自然とTURNER号の出番が増えるのである。

北周回・南周回を何度か走って、だいぶ調子を取り戻したところで11時。タイムアップだ。最後はツバメでしょ。ということで気持ちよく突っ込んでいったら、自転車から異音が…。すぐに停車すると、リアのディレーラーに直径15mm程度の枝を巻き込んでいた。問題ないだろうねと思って走り出すと、一定周期で些細な音がする。下りより上りでその音は大きくなる。再度停車してみたけれど、その原因はわからない。枝を巻き込んで、ディレーラーが曲がったのだろうか。そう思ってディレーラーをながめるとそう見えてしまう。

ゆっくりと走ってみる。音は微かではあるが、確実に発生している。しかし、大事はなさそうだ。えーい下っちゃえ!と、一気に下ってツバメを満喫したあと、ヤマザキに行って休憩しながら細かく見ると…。発見しました。上のプーリー(ガイドプーリーだったっけ?)が割れているじゃん。先ほどの枝の巻き込みが原因か、僕の激しいライドが原因か、それとも…。

現行XTRのプーリーって、軽量化のためけっこう肉抜きされてるでしょ。あれってどうなの?壊れやすいし、泥も詰まるでしょ。僕みたいな自転車乗りには不適だよな。

帰宅後、以前使用していたXTRのディレーラーを、押入れの奥から取り出して、応急処置としてそのプーリーと交換してみた。大丈夫そうだけど、どうだろう。念のため来週末店長に診てもらおう。

↓↓↓割れたプーリー(交換して以前のXTRに装着)
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posted by たけきよ at 23:09| 埼玉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

濃厚感染者。

土曜日は久しぶりのROADツーリングに参加して、脹脛を2箇所も攣って大いに楽しんだわけだけど、その日の夜、突然息子が高熱を出した。たぶんインフルだね。先週、彼のクラスが学級閉鎖になったって書いたけど、のん気に遊んでいたらついに発症したのである。

日曜日の朝、市内の病院を訪れると、もう子どもだらけなんだよね。ソファーなんか一杯で、床に横たわっている子もいる。さながら野戦病院のような有様だ。あーこの空間のインフル菌濃度は、恐ろしく高いのだろうなー。治る病気も悪化するぜと一人ごちながら、息子を検査に送り出す。結果は陽性、新型インフルだ。タミフルを処方してもらって帰宅し、家族三人おとなしく過ごしたわけである。僕はすこぶる元気で、自転車に乗ることだって無問題なんだけど、息子が発症したのなら、その家族は確実に感染していると思う。特に我が家のように、三段跳びで隅から隅まで行けちゃうような、狭小マンションでは、感染は必至だ。そう僕は、濃厚感染者という得体の知れないグループ員の仲間になったのだ。へんなタグ付けないでよね、もう。

まーしかたがない。だから、日・月・火曜日はほぼ軟禁状態で過ごしましたよ。昨日はいい天気だったけど、息子もタミフルが効いたのか普段と変わらない様子だったけど、言い付けを守ってどこにも行かないで過ごしました。リビングに寝転がって、DVD観たり、ゲームしたり、本読んだりね。窓越しに見上げる青い空には、ブルーインパルスが白いハートマークを描いている。それは毎年同じように、ちょっと背伸びして手を差し出せば届きそうな至近距離なんだけど、なんだか今年のハートがショボク見えるのは気のせいかな。僕が年を重ねすぎただけだろうか。それとも、濃厚感染者だからだろうか。

子供のころ、北基地から飛び出したブルーインパルスによる"EXPO70"の練習文字を、それが消え去るまで直立不動で眺め続けたことがある。あの雲はどこに行ってしまうのだろうか。バックの青は薄まることもなく青い空のままだというのに・・・。なんだか遠い記憶だけど、こんな事を思い出しちゃうのも、インフル菌の仕業だろうね。
posted by たけきよ at 18:38| 埼玉 雨| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

学級閉鎖。

同じマンションで同じ学校のYちゃんがインフルにかかってね、3日休んんだら土日になって5連休。月曜日に元気ハツラツ学校に行ったら、みんな罹っていて学級閉鎖。で、プラス3連休の飛び石8連休だってさ。へー大変だね!って連れ合いと話していたら、息子のクラスも程なく学級閉鎖になった。しかし彼は元気でピンピンしている。けれども外出禁止!というお沙汰だ。

息子が学校を休んだりすると、普段は連れ合いが連れ添うので、僕の生活には大きな影響がないのだけれど、今回はどうしても抜けられない用事があっため、僕が会社を一日休むことになった。それはいいのだけど、外出禁止だぜ。何して遊ぼうか。彼はDSをやるという。まーいいだろう。しかし朝から物凄い集中力でDSに向き合うその姿を見ていたら、こっちは不安になってきた。こんなに入り込んじゃっていいのだろうか。僕もゲーム好きである。ゲームの面白さはよーくわかる。でもね、このまま一日中DSで遊ばれたんじゃ"DS>僕"ってことになってしまうじゃないか。これはいかん!DSよりオヤジと遊ぶほうが楽しいよという図式に変換するのだ。しかし家の中で息子と・・・と考えると、(a)一緒にゲームする、(b)一緒にDVDでも見る、くらいしか思いつかない。しかしこれは僕の望む休日ではないし、外はいい天気である。やはり外出だ。いいじゃんか!外で遊んでも。何がいけないの?確かに人ごみはNGだけどさー。

ということで息子と協議の結果、こそこそとGOLFの打ちっぱなしに行ってきた。

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↑↑↑目指せポスト遼クン

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↑↑↑面目を保つため必死に頑張るオヤジ
posted by たけきよ at 17:51| 埼玉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

痺れたね。

いやー痺れたね、今年の日本オープン。正式には日本オープンゴルフ選手権競技っていうのだけれど、ご存知の通り、石川と今野との激闘を制し小田隆一が初優勝を果たした。ヘッドライン的な書き方をすると、こんな一文になってしまう。ニュース番組を見ると、「携帯カメラのシャッター音にアドレスをほどいた6番のバンカーショット。」「17番の(左ラフからスーパーショットでグリーンをとらえた後の)8メートルをねじ込んだバーディーパット。」「フレーオフ2ホール目の(左マウンドの傾斜を利用するため敢えてフェードボールを打った2打目が奥のカラーにこぼれた後の)カップの右縁に蹴られてしまったバーディパット。」など遼クンのプレーを中心に、切り取られて繋げられて報道されるから、へー残念だったねで終わってしまうが、実際そこには言い尽くせない壮大なドラマがあったのである。

という僕もTVを通して観戦してただけだから、えらそーなこと言えないけどね。でも、TV観戦でさえ何度も鳥肌がたった。そんなミラクルショットが連発された素晴らしい戦いだった。あー見に行けばよかったな。

だって今回の競技会場は、近所の武蔵カントリークラブ・豊岡コースだったんだよ。このあたりは、もちろん自転車乗りには絶好のロケーションだが、ゴルフ野郎にも最適な場所である。名門といわれる霞ヶ関や東京、それから今回の武蔵カントリーの豊岡・笹井コースなどは至近だし(といっても誰もがプレーできるコースじゃないけどね)、その先にもゴルフ場がウジャウジャしている。自転車に乗ってウロウロしているとよーくわかる。

まーそれはいいとして、ゴルフをやらない人にとって、ゴルフ観戦ってピンとこないんじゃないかなーと思う。あれって楽しいの?TVで十分じゃんってね。実は物凄く面白いのだ。それは試合に"流れ"が如実にあるからだ。その見えない流れを掴もうと選手達は苦悩する。しかしその様はあまりTVに映し出されない。それはショットとショットの間や、グリーンからティグランドの間に起こるからだ。特に優勝争いをしている選手のオーラは尋常じゃない。その結果スーパーショットが生まれる。観客は口をアングリと開けたままショットを見届ける。そして一瞬遅れて拍手喝采だ。

思い出すのは91年の日本シリーズ。東京よみうりカントリーでのジョー(尾崎直道)の優勝だ。大会前日に父親が亡くなり、ジャンボとジェットは葬儀のため欠席。賞金王がかかっていたジョーだけが出場したあの試合といえば、思い出す人も多いだろう。結果的に20アンダーで圧勝したのだけれど、あの日僕はその会場にいた。確かS太郎と一緒に見に行ったのだ。もー凄かった。どこから打ってもカップに吸い込まれていくのだ。あの日のジョーは本当に神がかりだったのだ。

ということでメチャGOLFに行きたくなったよ。絶好のゴルフ日和が続いているからね。ラウンドもいいし、観戦もいい。今月末には"樋口久子IDC大塚家具レディス"がこれまた近所の武蔵丘GCで開催されるでしょ。あそこならマウンテンに乗って出かけてさ、場外の絶好観戦ポイントを探せそうだしね。
posted by たけきよ at 18:11| 埼玉 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月17日

ウダウダ言ってる暇があれば、マウンテンで山に行け!

別にサボっていた訳ではないけれど、結果的に10日以上も更新していなかったのだから、怠けていたことになるのだろう。まあ、このブログは誰に強制されているわけでもないから、サボるとか怠けるとかの表現はあてはまらないのだけど、忘れ去られちゃうのも悲しいので、こうして毎度毎度のウダウダを再開するのである。

さーてこの間、怠惰な日々を送っていたのか?と訊ねればそうではない。早朝から深夜まで馬車馬のように仕事していたのだ。残業代があったら、毎月Newフレームがくらい買えちゃうんじゃないの!ってくらいの時間を労働に費やしていたのだ。まあいい。僕はお金のため"だけ"に働いているわけじゃないからね。

そんな中で、先日仕事用携帯をiPhoneにした。もっと仕事の効率を上げるためだ。しかし、これは使えるねー。まだまだ一部の機能しか使ってないけど武器になるよ。特にOUTLOOKと同期できるっていうのはいい。これで、ちょっとした時間でも仕事ができるもんね。今朝の通勤電車だって、受信メールをチェックして、必要な添付ファイルに目を通して、返信もできちゃう。タスクリストとアポイントを眺めて、今週のスケジュールの調整や会議の招集だって簡単だ。いやー素晴らしいね。電車の中でここまで出来ちゃうと、会社に着いた途端に重要な案件に集中できるのだ。

これで労働時間が減るのか?っていうと全くそうではない。効率化の結果生まれた時間に、新たな仕事が入り込むだけなんだよなー。昔は穏やかだったよね。僕が働き始めた頃はさ、PCもあったけど、まだまだ普及してなくてねー。文書はそうワープロ。ワープロルームなるもんがあって、専属の人間が朝から晩までシャカシャカと文字を入力していたものさ。インターネットが商用利用される随分前の話だぜ。メールもなきゃバイク便もない。FAXはあったけど、着確認がマナーだった。宅配便だって翌日になんて届きはしなかったから、急ぎの大切な書類はわざわざ出かけていって手渡しだよ。それが新人の重要な仕事だったよね。相手先に出向くと・・・。"おーよく来たね。○○さんのとこだって。彼には随分とお世話になってねー。まーゆっくりしていきたまえ!"なんて親父くらいの歳の役員さんの世間話から、世の中の仕組みを教わったりしてさ。のどかな時代だったな。それでも確実な明日があった。

経済の成長がなければ、人は幸せになれないのだろうか?そりゃー成長したほうがいい。でもそれが全てではないよねーと抗う気持ちはある。経済成長の果実は、確実に行き渡らなくなるだろう。覚悟しておいたほうがいい。それでも楽しく暮らしていきたいでしょ。だから自転車に乗る。自転車に乗ったって幸せになれるかどうかわからないけど、損なってしまった人間性の回復が期待出来ると僕は思うのだ。だから・・・。

と前説が長くなったが、土曜日は久しぶりにマウンテンツーリングに参加した。仲間と日和田山に上ってM尾根を下ると、そこは楽園になる。最初はスピードに慣れなくて恐怖したけど、えーい行ってしまえ!と腹を括ると感覚が呼び覚まされてくる。"ここどうしよう?"っていう受身の気持ちが、"ここはこう走って!"って能動的に変化すると、もう楽しくてしかたがない。もちろん速く走れないし、うまく走れないし、美しくないかもしれないけれど、とっても愉快なのだ。そして走り終えると、とにかくさわやかで気持ちがいい。人間性の回復・・・なんて難しい話じゃない。単純に"爽快"なのだ。

いやー。こんなに楽しいこと、やんない手はないよねー。やっぱ、マウンテン最高じゃない。これからしばらくはマウンテンに最適な季節でしょ。

だから今日の格言。"ウダウダ言ってる暇があれば、マウンテンで山に行け!"なのだ。
posted by たけきよ at 18:06| 埼玉 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

"中津川林道"への道。

ツーリングコースを思い描くのに、仲間のブログは欠かせない貴重な情報源になる。見知らぬ自転車乗りの方のブログも参考にさせていただいているのだが、仲間のブログは、コースの難易度や運動強度までもが推察できるので、特に参考になる。

日曜日に走った"八丁峠"は、ロビオさんのブログで思いっきり誘われたコースである。もともと走ろうと計画していた"軽井沢のツーリング"は、峠の湯を出発して地蔵峠から二度上峠を超えて北軽井沢に下り、碓氷峠から旧道を下って一周するというコースであるが、これは以前N@mikiさんとS山さんのブログを読んで心に留めたルートだ。そして、今一番気になっているのが、過日Kac3さんの詳細な探訪レポートで追体験した"中津川林道"である。

中津川林道。いいですね。走りたいね。

しかしながら、この道を走る自転車を僕は有してないんだよなー。まーロードのCINELLI号は不可でしょ、TURNER号はもちろん走破はできるけれど、僕の考えにそぐわない。僕にとって、中津川林道を走るということは、運動性よりもそのイメージが重要視される行為なのである。"様式美"である。

こんな自転車に乗って、こんな服を着て、こんな装備で・・・っていう要素が整って、もちろん三国峠までを走破する運動能力を得られた時に、はじめて参加資格が得られる、ハードルの高い崇高なサイクリングなのである。かなり大げさに書いちゃったけど、こう思うのだ。

まずは自転車だね。スポルティフ とかランドナーと呼ばれている自転車だ。雑誌"ニューサイクリング"によく出てくるヤツだね。もう少し幅を広げると、さらにスポーツ寄りのパスハンターや、競技色が加わったクロスバイクもOKであろう。マウンテンバイクは工夫次第で可になるかもしれないが、ダブサスバイクはNGだろうな。

と書いたものの、スポルティフ とランドナーの違いすらよくわからない。でもきっと、独特の(楽しそうな)世界観があるんだろうな。ちょっとお勉強しないとね。

とにかく、必然なのか偶然なのか、いい加減なのかわかんないけど、"中津川林道"を走ることに決めた。賽は投げられちゃったのだ。
posted by たけきよ at 13:31| 埼玉 雨| Comment(1) | TrackBack(0) | 自転車(雑感) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

八丁峠。

土曜日に誕生日をむかえ、一つ年を重ねた最初のツーリングは八丁峠を目指してみた。

もともとARCHE正規メンバー3人で、秋の軽井沢を走ろうと企画していた10月4日であるが、S太郎ご子息の運動会が、土曜日の突然のそれも一時的な雨のため日曜日に順延され、軽井沢は3人揃った時に走ろうと申し合わせていたため、コースを変えて奥秩父を走ることと相成ったのだ。

相成ったと書いたものの、突然八丁峠ルートが降って湧いたわけではない。ロビオさんのブログに書かれた、志賀坂峠〜八丁峠ルートが頭にこびりついていたからである。いつもの週末に単独で林道を走るときには、ルートなんてあまり考えないで、キョロキョロしながら好き勝手に林道に突入していくのであるが、友人とのツーリングはそうもいかない。ホスト役として、ご満足いただくコースを提供しようと、様々な情報をかき集めた中から選択するのである。そして選んだのが八丁峠。天気がよければ、両神山が望めるコースだ。

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K田にいつものように迎えに来てもらって、自転車を積んでデポ地に向かう。デポ地は両神温泉薬師の湯だ。ここから、一筆書きコースで奥秩父をぐるっと巡るのであるが、こうしたツーリングの場合、周回コースが設定できるってことは大切だと思う。ピストンコースで往復同じ道を走るのは、少しばかり"旅"の魅力に欠けてしまうからだ。今回のコースは、標高200mのこの地点から1200mの八丁峠を目指すのだけれど、周回コースであるから北周りも南回りも可能である。北回りなら勝手知った299号線を西に進んで志賀坂を目指すコースだ。確かロビオさんも志賀坂峠から八丁峠に向かったと記憶する。ならば逆を行こう。南回りだ。140号線から中津峡に向かい、両神山を右手に見上げながら北上し八丁峠を目指す。そして志賀坂峠から快適なダウンヒルを楽しむのだ。

デポ地は少し肌寒かった。行く先の両神山方面は雲がかかっているが、雨はないだろう。ウィンドブレーカーを背面ポケットに忍ばせると、ハンドルにライトと熊ベルを取り付けて準備完了。さー出発だ。なんだかとてもワクワクする。それは旅のスタートに近しいものだ。そうだ、今日は小旅行なのだ。

しばらくは、県道37号線を南下する。なだらかな坂をウォーミングアップ程度に上るとすぐに下りが待ちうけている。雰囲気のいい集落の間を下っていくと程なく140号線にぶつかる。秩父鉄道の終点"三峰口"あたりだ。ここを右折する。荒川の右岸に沿って軽い上りだ。日曜日の午前。車が多くてこの区間は要注意だなーと思っていたが、予想は大外れ。車を気にしないで走ることが出来た。

秩父往還との分岐を右折し、そのまま彩甲斐街道を進むと、前方にループ橋が見えてきた。滝沢ダムだ。こうして自転車で山道を好んで走っていると、大きなダムに出くわすことが多い。この滝沢ダムの隣には二瀬ダムもある。そういえば、今さかんに報道される"八っ場ダム"は、3UPの"つーるde日本海"で走るところだ。ダムの賛否について、ここでは書かないが、まーどこかも書くわけでもないけれど、自転車乗りの僕にとってダムは、その景観の素晴らしさ故、目的地になると思っている。

そのダムだ。滝沢ダムとループ橋だ。凄いね。いくらかかったの?なんて問いかけたくなるけど、このおかげで緩やかな斜度が得られているんだからね。写真を撮っておこう。あーそうだ。カメラを持ってくればよかった。旅にはカメラだよね。忘れてしまったよ。まーいい。携帯カメラで代用だ。パチリ。

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小休止の後、少し走ると中津峡への分岐に辿りついた。右折すると素晴らしい道が続いている。この道ってその先は通行止めの三国峠でしょ。こんな道路造っちゃって…。自転車乗りとしては大感謝だけどね。

素晴らしい舗装路を、ほぼ貸しきり状態で走る。周囲の山々はほのかに赤く色付いている。最高じゃないのさ。そのまま直進すると、徐々に上りになっていく。ほどなく、志賀坂峠の看板が現われる。

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快適舗装路もここまでだ。その代わり始まったのが、これぞ林道!という道。旅情が盛り上がりますなー。せせらぎを聞きながら、のんびりペダルを回していくと雁掛トンネルだ。真っ暗とは聞いていたが、これほどとはねー。平衡感覚を失いながら、一気に駆け抜けましたよ。おっかねー。

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トンネルを抜けると日窒鉱山秩父事業所だ。隆盛を極めたかつての社宅や工場が、中津峡の斜面に沿って点在し、廃屋と化している。確かにその町並みは、胸を突くものがある。写真も撮ったのだが、ここではそのコメントも含めて割愛することとする。それは通りすがりの者が、家人が居ない間にお宅を勝手に撮影しちゃいました、みたいな後ろめたさと、僕のカメラの腕があまりにもお粗末で、遥か昔この村に暮らした人たちに失礼な気がするからだ。まーこんな事を書くこと自体が、僕の思い上がりかもしれないけれど、丁寧なフィールドワークを重ねた好感の持てる個人サイトも存在するので、興味のある方はそちらをご覧いただきたい。

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鉱山を過ぎると、斜度がややきつくなる。見上げると両神山が覆いかぶさってくる。天気がよければ絶景なんだろうなーと想像しながら、両神山登山口(八丁峠コース)をやり過ごすとほどなく八丁トンネルだ。トンネル入口からは白い霧が溢れてくる。トンネルを抜けると晴天だった!とはいかないようだ。

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トンネルの先は、駐車場と東屋とトイレのある休息所だったけど、ガスっていて眺望はなかった。晴れていれば右手に両神山、左手に二子山が見渡せたのだけど、残念だ。しかし、ここが今日の目的地標高1200mの八丁峠である。やっほー到着だ。少し休んでいると体が冷えてくる。とっとと下山しよう。といっても道がひどい。酷道なんて言葉があるようだが、まさにそれだった。パンクしないように慎重に下ると、見慣れた風景の志賀坂峠に到着した。

ここからは快適ダウンヒルだ。眺望を楽しめなかった代わりに、素晴らしいダウンヒルを堪能した。そのままの勢いで299を東に走るとセーブオンがあって、その交差点を右折して3kmほど走るとゴールの道の駅である。

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走行距離約70キロ、獲得標高1000メートル。トレーニングとしては物足りない距離だけど、小旅行としては素晴らしいコースだった。あー楽しかったよ。もちろん、蕎麦を食して温泉に浸かってから帰宅しましたよ。

posted by たけきよ at 21:30| 埼玉 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

ゆるゆるライド。

7時過ぎにTURNER号にまたがって出かける。今日は久しぶりのMTBツーリングだ。記憶を辿ると・・・、いやー思い出せないぐらい久しぶりだな。以前は、毎週のように出かけていたんだけれどね。拠所ない事情で乗車日数が減ったのと、乗車可能日にROADに乗ることが多くなったからだな。まー夏場の里山は、僕の嫌いな虫クンが元気いっぱいってこともあるけどね。

8時に市役所に集合すると、いいメンバーですね。僕が思い描くゆるライドに相応しいメンバーです。いや補足すると、ガシガシライドもOKだけど、ゆるゆるライドにも対応できるという大人のメンバーってことです。成人式前2名もいらっしゃったけど、十分に"大人"だったね。

で、コースは音大から○国峠っていうお馴染みのトレイル。しばらく雨が降ってないため最高のコンディションでした。こんな路面だと、僕のTURNER号は、ママチャリみたいに真ん中にドカン!って乗っていれば、上りも下りも破綻なく走ってくれる。何の操作も必要ないからつまんないんじゃないの?って、心配ご無用じゃ!僕みたいにずぼらで練習嫌いが、里山でみんなと同じように楽しむには、この自転車がベストなのだ。

王滝用に設定した、下りに安心感のある少し幅広(630mm)のハンドルとアップライトなポディションのため、桜山の根っ子道はうまく走れなかったけど、その他は無問題でした。というより、ちょー楽しかった。テクニカルな成果は、mizunoさんに教えてもらったトルクをコントロールする技くらいだけど、里山ライドはやっぱり物凄く楽しい!ってことを再認識しましたよ。いやー最高でした。皆さん、ゆるライドどーもありがとう。

これからしばらくは、ロードもマウンテンもいい季節だけど、この秋は、ちょこっとマウンテンにシフトかな。そんな気にさせるゆるライドでした。
posted by たけきよ at 16:02| 埼玉 曇り| Comment(1) | TrackBack(0) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする