2008年06月26日

PCを替える。世界は丸く収まる。

PCが不調だった。何度もクラッシュして、Linaxで立ち上げてデータを外付けHDに救出するという荒業で、大事には至らず、その度に初期化してすっきりとさせたのだけど、もう限界。その上、ACアダプターを差し込む端子が、接触不良で、なおかつ内臓バッテリーはもうとっくに死んじゃってるから、ちょっとしたことで、電気が供給されなくてシャットダウンしちゃう。PCにとってはダメージ大きいよね。

このPCは、XPがリリースされた直後の2002年の新春に買ったものだから、もういいよね。6年だもん。ということで、先日DELLのサイトで、適当にオプション選んでポチッとしたのだけど、それが今日届いた。

しかし安くなったよね、PCって。昔は高額商品だから、スペックを比較して、あれこれ悩んで、まるで新しいフレームを選ぶように時間をかけて検討してから、購入したんだけどね。もう特別なものじゃないんだね。冷蔵庫買うほうが悩むかもしれないな。僕のようにメールとインターネットと写真保存だけなら、どの機種選んでも大差はない。仕事ではもう十何年もIBM系ノートを使っているから、トラックポイントじゃないと気持ち悪いけど、プライベートならなんでもいい。ということで、適当に安くて、購入が簡単なDELLにした。

で、あたらしいPCだけど、よくわかんないけど、OSはVistaにしたんだ。不安定だといわれてるけど、XP機より割安なんだよね。早速、立ち上げて、とりあえずネットに繋げて、メールの設定をして、旧PCのメールアドレスやIEのお気に入りを、新PCにインポートして使えるようにした。この間わずか十分程度。簡単になったよね。

PC.jpg

はじめて自宅PCをインターネットに繋げたのは、たしか1995年の秋だった。95年は、Windows95の発売とISBNの普及に背中を押されるかたちで、インターネットがブームになった年だ。僕はMacユーザーで、漢字TALKってへんてこりんな名前のOSだったけど、四苦八苦して世界への扉を開いたんだ。設定が間違っていてモデムからの応答を受信できなかったり、アクセスポイントの電話が全部使用されていて回線が通じなかったり、なんだか懐かしいエラーでしょ。なんやかんやで1時間以上かかったんじゃないかな。でも、繋がった時の感動は忘れられないよね。僕の家がダイレクトに世界と結びついたんだからね。そういえばブラウザは、Netscape Navigatorだよ。Ver2.0。思い出深いよね。それからしばらくして、漢字TALKのMac機から、Windows機に変更したんだけど、この時も悪戦苦闘した気がするな。Windows機が使いにくくてさ。

それを思えば、ほんと簡単になりましたな。この前買った、DVDレコーダーの方が面倒だったもんな。しかし、こんな簡単な設定も出来ない人がいるから、世の中面白い。僕の連れ合いはチンプンカンプンだから、僕がささっと設定して出来たよって軽く言うと、”もー、すごーい“って若い娘のように語尾をのばしながら、目をぱちくりする。ふふふ、どーだ凄いだろう。こうして僕の、ささやかな存在価値が、半日ぐらいの僅かな時間だけどしっかり認識されるのだ。世界はこうして丸く収まる。世の中は思っているほど悪くないのだよ。

ところで、新PCは、なかなか快適である。多少インターフェィスやアプリケーションに違いはあるものの、ほとんどが直感的に使えるから、特に不便はない。せっかくだから、子供の動画でも編集しようかな。好きな音楽に動画被せてMTV風にしてさ、時々写真をインサートしたりしてね。
posted by たけきよ at 15:59| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月25日

レディ・デイ。

今日はちょこっと音楽の話。といっても、僕の人生を変えた運命の一曲!みたいなかっこいいネタではない。

僕は四六時中音楽を聴いている。仕事中だって聴いている。社内ミーティングならPCから音を出してるし、パートナー企業との会議でも、内容によっては音楽を流しながらやる場合もある。さすがに客先では聴かないけどね。ちなみに今聴いているのは、Herbie Hancockのライヴインジャパン"Flood"だ。ファンキーハービーだ。

音楽を聴かないのは、寝ている時と、トイレにいる時と、風呂入っている時と、映画を見ている時と・・・。そうそう自転車に乗っている時も、もちろん聴かない。以前、トイレとバスルームも音楽聴ける環境に改造しようと思ったけど、却下されちゃった。まーとにかく、常に音楽が流れているのだ。そう、実は流れているだけで、聴いているわけじゃないんのだなー。これって子供の頃からの習慣なんだけど、こんなことを何十年も続けていると、音楽を聴いていても、他のことに集中できる能力が培われてくる。そのかわりに、音楽に対する感度も低下しちゃうけどね。

とにかく、音楽と正面から向き合うってこと、めっきり少なくなった。創り手に感情移入することなんて、ほとんど無くなった。消耗品のように音楽を消費する・・・。なんだか淋しいけどね。

ところで、昨日BSハイビジョンで、「ビリー・ホリディ “ろくでなし”の恋」という番組をやっていた。酒と麻薬とろくでもない男に溺れ、一人孤独に44年の生涯を閉じた天才ジャズシンガー”ビリー・ホリデイ”。1970年代に記録された関係者へのインタビューテープをもとに、ビリー・ホリデイの愛をたどっていくドキュメンタリーだ。ビリー・ホリデイが求めた愛とは、いったい何だったのだろうか?

ご存知の通り、彼女は偉大なシンガーである。「電話帳を読んでも最高の歌にしてしまう」とまでいわれた、不世出のジャズ・シンガーである。その声やフレージングやリズム感は、とても文章に出来ないし、今さら僕が説明することもないだろう。

しかしねー、そんな彼女の人生は、これでもか!ってくらい負を背負ったものだった。黒人、婚外子、強姦、売春、母親との確執、ろくでもない男共、麻薬、投獄、そして孤独な死…。

そんな凄まじい人生でも、彼女は歌った。歌いたかったのか、歌わざるを得なかったのか、わからない。しかし、彼女は歌ったのだ。彼女の歌は、肉体の内側から湧き上がるものを、押さえきれず吐き出しただけなのであろう。いやもっと消極的なもので、ただただ肉体の内から外に滲み出しただけかもしれない。番組を見てあらためて聴くと、そう理解できた。彼女の歌は、心であり肉体であり感情でもあったのだ。そんな歌が、心の奥深くにまで響かないわけがない。僕のような、ながら族的音楽消費者の心であってもね。

なお、この番組は3回シリーズで、今日はジャニス・ジョプリン。これも見逃せないね。
posted by たけきよ at 16:10| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

雨だけど。

ひょっとして・・・と期待して、6時に目覚ましをセットした。天気予報は、どうしようもなく雨だけど、予報通りとは限らないからね。で、期待通り予報はわずかに外れて、雨は降ってない。しかし、数分後にも降りそうな空模様だ。

よし、行くぜ!急いで準備して、車にTURNERを載せる。山に辿り着くまでに雨が降るかもしれないから、今日はGOLF号の出動だ。阿須運動公園の駐車場にデポするけど、まだ雨はない。早速いつものノエビア看板を右折して七国に入る。路面は濡れてはいるが、ぐちゃぐちゃマッドではない。とはいうものの、こんな日に走るのだから、トレイルに対する配慮は必要だ。地球にやさしく、なんて思い上がっているわけではない。普段遊ばしてもらっていることに対する、ささやかな気持ちである。

ということで、今日のテーマは”ウェットな路面における超低速走行”にした。ウェットな路面って、いつものように、どーんと走っちゃえば、なんてことないのだけど。超低速で走ると、格段に難しくなるし、面白くもある。
自転車は、ある程度のスピードを出すことで、誰もが安定して走ることができる乗り物だってことを痛感する。上りでは、どのラインを走るかに集中し、そして、タイヤのブロックが路面に食い込んでいるところをイメージしてペダルを回した。根っこ等による段差は、ダブサスが有利だからといっても、後輪の空転リスクは大いにあるわけだから、丁寧に前後の体重移動でクリアしていく。激坂下りでは、ロックしないギリギリのところを、ブレーキレバーの微かな強弱で、探りながら走る。ロックしそうになってはブレーキを緩める、の繰り返しだ。2時間あまり走って、どろどろになったし、雨が降ってきたので本日は終了。

FLUX0621.jpg

今日は誰とも会わなかったなー。S谷さんは走ってるんじゃないかと思ったけどさ。まーこんな天気じゃな。なんてこと考えながら、自転車を車に積み、軽く着替えて、駐車場を出るとS谷さんが、阿須の交差点方面に走っていった。やっぱりね。
posted by たけきよ at 19:21| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(MTB) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月19日

大切なこと。

仕事のパートナーが亡くなった。外国籍企業との権利関係の交渉を、英語がからっきし出来ない僕に代わって、時にゴリゴリと、時にエレガントにまとめてくれるエージェントの辣腕女性社長である。ほんの少し前まで、元気に、そしていつも通りスマートに、仕事をされていたのに・・・。彼女は僕より少し年上で、一般的に働き盛りと言われる年齢だ。いや遊び盛りでもあった。仕事以外も充実していたと推察されるだけに、非常に残念である。謹んでご冥福をお祈りする。

身近な死は、否応無しに、自分の死を考えさせられる。僕は、もちろんいつか必ず死ぬ。いつ死ぬかわかんないし、原因だってわからない。世の中は、どうしようもなく邪悪なものに囲まれているから、僕の行いがいくら良くても、ある日突然、通り魔に遭遇することもあるし、飲酒運転の車に轢かれることもある。だからこそ、死ぬ時に後悔はしたくない。あーもっと○○しておけば・・・ってね。

僕にとって一番大切なことは"大切なことを、大切にすること。"だと思っている。では大切なことって何だろう?妻だったり、息子だったり、親だったり、友人だったり・・・。他にもあるけど、大切なものを大切にして暮していきたいと心から思う。そのためには、大切なことを大切にするためには、自分が(肉体的にも精神的にも)健康でなければならない。だから、僕は自転車に乗る。この先も、ずーっと自転車に乗るのだ。無理やり自転車に結び付けているわけじゃない。本当にそう思うのだ。だって、自転車に乗ることで、心身ともに健康になったのは、紛れもない真実なんだからね。
posted by たけきよ at 17:28| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月17日

副都心線混乱。ささやかな寄り道。

地下鉄副都心線の混乱で、西武池袋線のダイヤが乱れる。僕は有楽町線直通の西武池袋線に乗って通勤しているから、影響大だ。

昨日の朝は、約30分近く遅れて、会社に到着した。特に急いでないし、ちゃっかり座っているから、読書時間が増えたってだけで、あまり気にしてなかったのだけど、帰宅の時間になっても、まだ混乱していた。麹町の駅では、ホームの電光掲示板が、"ゴメンネ!まだちょっと混乱してるんだ"って点滅している。電車に乗ったら、"いやー申し訳ないんだけど、この先も電車が詰まってるんだよね。お疲れのところ悪いね。俺だって早く仕事終えちゃって、家帰って、風呂入って、一杯やりたいんだけどさー。いつ池袋に着くかわかんないんだよねー。だから、ホント申し訳ないけど、急ぐ人は他の電車に乗りかえてよ…。ちょっとやめてよ!耳元で怒鳴んないでよ。俺の気持ちも察してよ。朝から何度も何度も理不尽に怒鳴られてさ、それも俺の人格を否定するような暴言をはかれて、ペチャンコになってるんだからさ…。"と車掌のアナウンス。

こんなことに腹をたててはいけない。だって、超ウルトラ級の複雑な運行ダイヤでしょ、トラブル起きないほうがおかしいもの。以前の日本なら、こんな初歩的なトラブルはなかっただろうけど、でもね、今の日本は違うのだよ。仕事の精度はまったくもって低い。低空飛行なのだ。だから僕は、努めてにこやかに市ヶ谷で下車し、タクシーに乗って西武新宿駅へと向かう。小江戸の指定席買い、発車までのちょっとした時間、僕は1Fの"なんとかザネッティ"っていうカフェで、"ナストロ アズーロ"っていう喉越しすっきりのイタリアン・ラガービールをグビッといただく。それから、らぽっぽの"ナチュラル・スティックポテト"をお土産に買って…。なんて、ささやかな寄り道を楽しむのであった。

たぶん、混乱は明日も続く。まっいいか、あしたも寄り道じゃ。

posted by たけきよ at 18:53| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月15日

久しぶりのターナー。

久しぶりのターナー。

今日は3UPのMTBビギナーズスクールの日。8時に市役所に行くと大盛況!昨日のロード錬も人が多かったけど、天気がいいからだろうか。

ビギスクは、入間川沿いの多目的広場を貸しきって練習する。整地でのテクニカルな練習の反復は、必ず血になり肉になるのだ。不連続な路面のトレイルで、速く美しく走るためには、必要不可欠な練習だ。今日の主な練習は、パイロンを使った連続小回り。これは、桜山のような根っこ道を細かなターンを繋いで走る時に応用できるだろう。僕は、Tのっちや、ハヤスギさん、M野さんに"加重・抜重によるダブサスバイクの走らせ方″をご教授いただいき練習した。簡単に言っちゃうと、必要な操作は、ターンの始動期に加重し(加重によりターンを始動し)、ターン後半を抜重により完成させ、かつ加速させて、次のターンに入っていく。確かに、皆さんの動きを見てると、必要最低限の上下動で、ギュイーンギュイーン加速しているのがわかる。僕は、何度やってもうまくいかない。自転車の上でタコ踊りを踊りながら、パイロンをただなぎ倒すだけだ。トホホ・・・。まーあせらずやりましょう。僕は、昔からこういったことにノーカンなのだ。時間がかかるのだよ。そのかわり覚えたことは二度と忘れない(かどうかは全く不明だけどね)。とにかく、もっと走りこまないと、ダブサスの効果を享受できそうにないや。

グランドでの練習中、店長がTURNERを試乗し、フロントサスのセッティングを少し弄った。
【症状】コーナーリング中、フロントが少し流れる。
【原因】リバウンドが速い(この時、開放から2クリック)ため、トラクションが少なくてホッピングが起きている。
【方向性】フロントをもっと落ち着かせる。
【処方】エアーを5psi下げ(65psi→60psi)、リバウンドを+2クリックした。
FOX+TURNERの凄いところは、この+2クリックの変化を、僕みたいな鈍感自転車乗りでも感じることが出来るってこと。戻り側のスピードを遅くすることで、少しバタついた感のあるフロントが、粘るようなトラクションを得ることが出来た。やっほー。

グランドでの練習終了後、七国の三角点まで上って、そしてお墓ルートを下って、本日は終了だ。僕は、知人の息子が所属するサッカーチームの試合を見るために、西○小学校に立ち寄る。そういえば、この近所に、入間川の河川敷に、地面を掘り起こして盛土した山を、幾つか連ねたBMXの、ダートジャンプ練習用みたいなトレイルがあったな。ちょっと行って、久しぶりに遊んでみよう。

BMX.jpg

グイーン。グイーン。グイーン。おー、もしかしてこれか?先程教えてもらった、ダブサスの加速感ってヤツは。ちょっとコツをつかんだぞ。こりゃ面白いや。記念に写真撮っちゃおう。


posted by たけきよ at 19:10| 埼玉 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | TURNER FLUX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

ロード錬とサッカーの試合。

一人で走っていても、自分のスピードより速く走ることはない。もちろん、明確な目標を持っている場合は別だろうが、僕のように自転車に乗ることが目的で、乗っているうちに、段段と速くなるんじゃないのっていう、無根拠で自分勝手な期待感だけでは、結果を得ることは出来ない。自分のスピードより速く走る練習をしないかぎり、絶対スピードは上がらない。自明の理である。

だから今日、僕は速い人と走りたくて、3UPのロード錬に参加する。そして、結果的に速い人たちと走ることが出来たのだが、如何せん速すぎた。僕は、僕より少しだけ速い人と走りたかったのに、ご一緒させていただいたメンバーは、断然速かったのだ。やれやれ。

今日の練習は越生周回コース。そこまでの道順は、清流線で一山越えてK30号バイパスを北上する。普通に走ればどーってことない道だけど、皆さん速い。山道に入ってもスピード落ちないのだ。平地のスピードを抑えていたのか、それとも偉大なるニュートンに喧嘩を売って、重力を無視しようとしているのか、とにかくビューンって行っちゃうのだ。僕の心拍は、この序盤戦で一気に180を超えてしまったので、(この心拍で運動を持続することは不可能だから)心拍を抑えるべくスピードダウン。撃沈(第1回)です。これって先週のTDNと同じじゃないの!僕が求めていたのは、僕より少し速くて、でも何とかついていける練習パートナーなんだけど・・・。そんな都合のいい人いないよね。

何とか、清流線が奥武蔵グリーンラインと合流する地点まで上り、もちろん僕だけ休憩無しで、宿谷の滝方面に下る。その先、毛呂山運動公園を抜けて、K30号のバイパスに入る。ここで、店長から重大なお沙汰が。″Ave45km/hで行くよ。このスピード維持できないのなら、先頭引かなくていいからね。″おーAve45km/hっていったら、少し細い道なら、(自動車でも)制限速度オーバーだぜー。無茶苦茶速いじゃん。でも、このスピードの先頭って、どんな感じなのか知りたくて、一瞬だけ先頭を走る。

あーやるんじゃなかった。その後、最後尾につくことも出来ず、千切れる。本日2回目の撃沈だ。越生北高校の先で、信号に助けられて、前の組と合流。しかし、その先のなだらかな上りでまた差が開く。次の下りをアウタートップで漕ぎまくるけど、差がつまらない。金魚が口をパクパクするように、口呼吸するけど、酸素が体を巡らない。そのまま遅れて集合場所の公園に到着だ。あーしんど。

ここから、速い組は別コース別メニュー。もちろん僕は加わらないさ(行きたいって言っても連れてってもらえないと思うけどね)。人の練習を邪魔する気はないからね。で、karupapaさんを生け贄に差し出し、いや失礼、伸び盛りのkarupapaさんを激励とともに送り出し、平穏な周回錬を執り行ったのであります。

周回錬は、無事(撃沈無しで)終了し、集団走行で帰路に着く。途中、毛呂山の役所あたりか、背後から景気のいい音が。O倉さんパンクです。直径3mmものL型金具がタイヤに突き刺さっていました。弁当屋の駐車場でパンク修理の講習会です。残念ながら、PRO3Raceは応急処置は可能ながら、再起不能。僕と同じようにTDN対策で購入した新品タイヤですが、350kmの命でした、ご冥福をお祈りします。しかし、O倉さんは素晴らしいね。サドルバックから色んな物がでてきたよ。瓶詰めの正露丸だって入っている。長距離走る人は、用意周到なのだ。僕も極まれに、乗車中腹痛に見舞われるから、正露丸を常備しよう。瓶から出して他の入れ物にいれるけどね。

その後、高麗川駅あたりで、お名前を失念してしまったがパンクがあったり、宮沢湖の上りで第3回撃沈があったものの、なんとか飯能に到着。今日は(実は朝から)、息子のサッカーチームが試合をしているので、昼食はコンビニでパンを缶コーヒーで一気に流し込み、応援にむかう。

豊水橋近くのグランドに到着すると、間もなく2試合目が開始されるところだった。僕は3UPジャージに自転車を抱えるっていう、サッカーの試合には全く持って似つかわしくない格好だけど、知らない人にこのオジサン何者?っていう目で見られるけど、気にしないで精一杯応援した。今日は暑い。河川敷のグランドで応援するのは正直しんどいね。僕は、応援したり教えたりするより、生涯現役でいたいと思う。自転車はそれができるスポーツだからね。試合は2-1で勝利。やったね。息子の活躍を見ることが出来たし、少し疲れたので、僕は3試合目を待たずして退散した。

帰り際、息子は僕に約束した。”父の日のプレゼントに、1点取ってくるからな。”

夕方、息子の有言実行を知り、僕はハイタッチでそれに応えた。なかなかやるじゃないか、コイツ。ちょっと(いやかなり)かっこいいぜ。
posted by たけきよ at 21:41| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月13日

やっぱり海がいい。

TDNから1週間。思い出してはまたため息。それほど楽しかった。
ちょっと引きずりすぎだけど、まー今週いっぱいは夢のあと、ご容赦願いたい。
しかし、今日はスカッと晴れあがって、TDN日和だね。

ところで、自転車のレースやイベントって、スタートがあってゴールがある。
当り前すぎて、誰も疑問を持たないけれど、入口があって出口があるのだ。
もし、ゴールがなかったら?って考えてみたことはあるだろうか。
入口があって出口がないとしたら・・・。

スタートがあってゴールのないレース。
入口があるのに出口がないツーリング。
いつまでも走り続けろというのか。

出口があるから、ゴールが約束されているから、僕たちは走ることができる。
閉じた空間の中で、いつまでも走り続けることなど出来やしない。
出口のない苛立ちに、ゴールの見えない悲しみに、
呆然とし、立ち止まって、空を仰ぎ見ることだろう。
いったい僕はどこに行こうとしているのだ。

そうか!TDNがすこぶる楽しいのは、ゴールが格別だからなんだね。
もちろん、足のある者がない者を気遣い助け合って、長い距離を走るってことは、
疑う余地もないほど、素晴らしいことなのだけど、それだけじゃない。
あの場所が出口だからなんだよ。
そう、海だ。
最果ての地に辿り着いた。この先、もう自転車じゃ行くことができない。これがいいのだ。
山を越えて、谷を越えて。えっちらこっちらペダルを漕いだその先に、
果てしなく広がる海がある。
そして、夕日を浴びながら、遠くまで辿り着いたことを実感し、
この先に行けないことを痛感するのだ。
ゴールはちょっと切ないのがいいのだ・・・。

GOAL.jpg

だから、ゴールは海がいい。
となると、次のゴールは本州最北端下北半島大間崎か?津軽半島龍飛岬か?
やっぱりちょっと遠いから、柿崎のホテルハマナスでよしとしよう。
posted by たけきよ at 12:10| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

TDNメモ(3)

志賀組みんなで健闘を称えあい、記念撮影で喜びを確認し合っていると、やがて軽井沢組がゴールする。お疲れ!ほんとにみんなお疲れ様。で、全員で記念撮影だ。

banzai2.JPG

その後、部屋に入って、ひとっ風呂あびて、いよいよ本当のゴール、乾杯の時間が近づいてきた。TAKUさんは部屋で缶ビールをグビってやっていたけど、とっても美味そうだったけど、僕は乾杯まで我慢したんだよ。そして、いよいよ宴会場に着席。ついに、乾杯だ。あーうめー。至福だ。飯能から遠く、僕たちは気が遠くなるような回数のペダリングをして、この地にたどり着いた。乾杯のビールがまずいわけがないのだ。
みんなと楽しく歓談し、1次会は楽しく終了。続けて4階のスナックで2次会だ。参加者は、店長、TAKUさん、karupapaさん、S山さんだ。ホントは眠くて眠くてしかたがなかったのだが、なんとか最後まで完走したかったのだ。昨年のTDNの宴会も、王滝の宴会も途中リタイアだったから、これがもう一つの目標だったのよ。で、無事に2次会を完走し、その後の記憶はまったくない。たぶん死んだように眠ったのだと思う。

UMI.jpg

翌日は朝5時に起きる。起きたいわけじゃなかったのに、起きてしまった。温泉に入って筋肉をほぐし、朝の散歩と洒落こんだ。海は穏やかだった。朝の海を眺めながら、昨日のことを思い出す。夢のような一日だったなー。来年もまたこの地に戻ってこようって、こころから願う。

HAMANASU.jpg

朝食を食べ、荷物をまとめて外にでる。自転車を積み込んで帰り仕度だ。みんなの自転車を眺めたり触ったりしているうちに、いつしか試乗会に発展する。僕も気になる何台かを試乗した。興味深い何台かを紹介しよう。

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Karupapaさんのケベル君は、よかった。えって思うくらいコギが軽かった。ひとこぎ目が特に軽い。この加速感はヤミツキになるなー。スラロームしてみたけどハンドリングは極めてニュートラルだ。剛性感は高い。形状からして高そうだけどね。しかし、高剛性のゆえ、しなる感じがない。短距離はいいけど、TDNみたいなロングは僕にはきついな。僕のチネリ号がクロモリだから、特にそう思うのだけどね。でもいいバイクだね、karupapaさん。

次に店長のチタンバイク、パディアーノ。これはまず佇まいがいい。細かな造作も凝っている。乗った感じを素直に書くと、落ち着きがあって、ほどほど堅い。ケベル君みたいに踏み出しの軽さはないけど、スピードに乗ればぐーんと走る。ただね、しなるのだけど、戻りが速い。僕の脚力だと、一瞬しならせることが出来るのだけれど、すぐに弾かれちゃって、ペダリングのリズムが合わなかった。店長のように力のある人が乗ったら、しなりとその戻りをコントロールしてリズミカルに加速できるのだろうな。今の僕にはこのバイクの良さは引き出せない。残念だけどね。

最後に、もろさんのLOOK565。これもいいです。ケベル君も乾いたカーボンって感じがしたのだけど、565も乾いている。でも、ケベル君ほど、横剛性は高くない。これ誰にでも乗りやすいバイクだろうな。癖がなく懐が深い。5万円もするカーボンサドルは座り心地も良好だし、ダンシングも軽やかだ。うーん、これいいね。でもさ、フレームだけの乗り味じゃないかもしれないね。いいパーツがついてるもの。ホイールの影響も大きいしね・・・。

いやー堪能しました。短い時間だけど、何台かに試乗してみて、バイクの個性を楽しみました。オーナーの性格もなんとなく垣間見えておもしろかった。僕も、そろそろ・・・。せめてホイールだけでも・・・。最低でもフロントトリプルに・・・。否応なしにそう感じさせてくれた試乗会でした。

その後ホテルハマナスを離れ、途中お土産を買い、昼食を食べて、飯能に向かう。車中、S山さんやもろさんを志賀組に誘った。感触だけど、来年は志賀組で走るな。たぶんね。僕がちゃんと引っ張るから安心してね。もちろん、ほんの少しだけどね。やがて車はナミデン着、解散だ。お疲れ様でした。ありがとうございました。

僕はここから自走だ。背中の荷物が重い。入間川からの上りがきつい。でも、早く家に帰りたかった。帰ってみると、家には誰もいなかった。そうだった。今日はサッカーの試合だったんだよね。あー話したいことが一杯あるのに・・・。二人が帰ってくるまでに、荷物を片付けてしまおう。自転車を拭いて、3UPジャージを洗濯機に入れて・・・。ひとつひとつ片付いていく。あー、今年のTDNも終わっちゃったんだね。
posted by たけきよ at 22:28| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TDNメモ(2)

■CP3〜草津7/11
休憩を最大限有効に使って、体を回復させた。ここからが本格的な上りだ。渋峠までは標高差1500mを約29kmかけて上る。ここがスタートなら、なんてことはない。ヒルクラのレースみたいなもんだ。しかし体は、既にボロいのだ。どうなることやら。でもね、やることは一つ。前を見て、足を回し続ける。これだけだ。さーリスタートだ。この道は、昔は有料道路だったんだよね。はるか昔ドライブしたことがあるなー。そんなどうでもいいことを頭で考えながら、上る。上る。また上る。途中、工事が何箇所があって走りにくかったけど、その度に、交通整理のおじさんが、ガンバレって声をかけてくれるので、笑顔で応えて、また歯を食いしばる。一頻り上ると、いきなり下りが訪れる。あー下りっていいな。重力の馬鹿ヤロー!どうやら僕の脳は、栄養と酸素が足りてないみたいだ。それでもアウターに入れて、軽くペダルを踏みながら、草津の7/11に滑り込む。トップとの差は、15分〜20分くらいだろうか。
【区間距離9.9km、累積距離146.0km、所要時間0:51:15、平均速度11.59km/h、休憩時間26分】

■草津7/11〜白根山駐車場
更に高みを目指そう。最初は、集団で走ったけど、上りが始まってすぐばらばらになる。といっても、先程と同じく、店長とTAKUさんのペア、karupapaさんとヴァンサンのペアか?あっという間に差が開いたからよくわからないが・・・。もちろん僕は一人ぼっちだ。いいんだいいんだ、僕は一人が好きなのさ!ってことは全くない。ただただ足が違うのだ。こうなったら景色を楽しみながらツーリングだ。でもね、ホントにいいコースだよ。

michi.JPG

↑↑↑こんな感じだ。この道を、僕は一人で、

noboru.JPG

走る。走る。走る。速度は遅いものの、雄大な景色に助けられて、楽しみながらペダルを回し続けることができる。もちろん(ノーマルの)インナーロー固定だ。上を見たり下を見たり、あそこから上ってあそこまで行くんだねってキョロキョロしながら、どのくらい走っただろうか。だいぶ高いところまできた。ナウリゾートだろうか、赤い屋根が遠くに見える。するとカメラを構えたT沢さんが!その先にみんながいる。おー休憩だ。あーここまで来たんだね。

tenboudai.JPG

【区間距離11.3km、累積距離157.3km、所要時間1:04:45、平均速度10.47km/h、休憩時間16分】

■白根山駐車場〜渋峠
さー、峠まで、あと少し。相変わらずの一人旅だけど、まったく苦にならない。ここまできたら、蛇行運転になろうが、ペダルを踏みさえすれば、テッペンは必ず訪れる。そうしているうちにPolarの標高も2100を越える。2172mまであと70m、って思っていたら、駐車場が現れ、みんながいる。途中休憩?僕はまじめにそう思った。えっ、ここが峠?そうなの?酸素が薄いせいか、頭の回転がスローだ。なんだ、そうなのか。おー、こうしちゃいられない、ガッツポーズだ!ちょっと遅れちゃってマヌケだけど、力強く二つの拳を天に向かって突き上げました。やりました。やりました。やりました。
あれま、I森さんとN子さんもいらっしゃる。不思議だけど、とてもうれしい。みんな上ってきたんだもんなー。凄いや。とにかくここは”日本国道最高地点2172m”なのだよ。どうだー!さあー記念撮影だ。にっこりチーズ。イェィ!

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【区間距離7.6km、累積距離164.9km、所要時間0:34:45、平均速度13.12km/h、休憩時間10分】

■渋峠〜CP4
へっ、へっ、へっ、下りだぜ!僕下りは下手だけど、もちろん大好きです。颯爽と飛び出したけど、幾つめかの左コーナーで、外足加重した瞬間に、右足太ももが攣りやがった。後ろを走るI森さんに先に行ってとサインを送って、少し減速し、ピクピクをやり過ごす。伸ばしたり捻ったりしているうちに回復したので、アウタートップで追いかける。やがてみんなと合流し、団子状態で下っていく。気持ちいー。最高ー。やっほーだ。このあたりで、本日の最高速71.3km/hを記録した。実はこれ、自己記録更新なんです。うれしーよー。そんな楽しみも束の間なのね、あっという間に標高は下がり、道はなだらかな下りになる。ここで、トップ集団3名と少し差がついちゃった。足がないから追いかけられないよーと思ったところに、I森さんが前に出てくれて、物凄い鬼引きで追いかける。結局追いつかなかったけど、凄いスピードでCP4に到着だ。あー腹減った。がしかし、食い物が超品薄じゃないか。いったいどうなっているんだセブンイレブン山ノ内佐野店よ。でもね、実は何食べてもうまいのよ、ムシャムシャ。こうして、腹を満たしていると、軽井沢組サポートのT中さんとG藤さんがいらっしゃった。軽井沢組も快調で、このままいくと飯山の7/11で、合流できるかもしれないという。みんなに会いたい。
【区間距離27.0km、累積距離191.9km、所要時間0:37:30、平均速度43.20km/h、休憩時間35分】

■CP4〜飯山7/11
ここから軽井沢組のCPである飯山の7/11までは、たいした距離ではない。I森さんを加えた6人でしっかりローテーションしていく。僕は、力を使い果たしたぶん効率がよくなったのか、ペダリングが軽やかに感じる。快調に飛ばしていくと、その先に軽井沢組がいた。お疲れ様!ルートは違うものの、十数時間前に飯能をスタートした仲間たちが、200キロ先の飯山で合流する。素晴らしいよね、僕たち。みんないい顔してる。たぶん僕も最高の笑顔だったと思う。さーみんなで一緒にゴールを目指そう。
【区間距離15.0km、累積距離206.9km、所要時間0:34:45、平均速度31.03km/h、休憩時間13分】

■飯山7/11〜飯山トンネル前
最後の峠だ。昨年はI村さんを追いかけて上ったのだが、追いかける足があったのだが、今年はもうない。志賀組のラストで淡々と上る。昨年のイメージがあるから楽勝かと思ったら、とんでもない。ここもきついのよ。で、亀のようにのんびりと上ると、後ろから軽井沢組のY下さんが元気に迫ってくるが、それに応戦する力はもうない。来年は志賀で勝負だぜーって思いながら見送る。
【区間距離7.4km、累積距離214.3km、所要時間0:29:45、平均速度14.92km/h、休憩時間8分】

■飯山トンネル前〜CP5
下りは楽しいね。少し小雨まじりだけど、先頭集団の中で走る。店長、TAKUさん、Inabaさん、など下りの速い人に引きずられて、僕もなかなかいい感じで下りを楽しめた。ひと皮むけたか?いやふた皮むけたのさ!とうとう、最後のCPだ。
【区間距離18.0km、累積距離232.3km、所要時間0:36:45、平均速度29.39km/h、休憩時間14分】

■CP5〜GOAL
経験者によると、ここからは向かい風がきつい田んぼ道だという。しかし、今日は風がない。だから、I森さんを加えた僕たち志賀組6名は、気持ちのよいスピードでローテーションしていく。巡航スピード35km/h前後で走り続ける。僕も快調で積極的に先頭を引く。もうみんなボロボロなのに、一糸乱れぬ集団走行だ。ちょっと言い過ぎかもしれないけど、僕が経験した中では最高の集団走行だった。TAKUさんも書いていたように、どこまでも走り続けることが出来るような気がするのだ。あー楽しい。でもね、もう少しでゴールなのよ。もちろん早く辿り着きたいけど、もっと走ってもいたいのだ。やがて、ホテルハマナスの看板を発見する。その先のコンビニの交差点を左折して、坂を上ると、いよいよゴールは近い。最後は団子になってパレード走行だ。あっ、日本海だ。海が見えてきたよ。みんな両手を空に向かって高く高く突き上げた。ゴールだ。

umida.JPG

2008年6月7日17時。スタートから14時間01分29秒。僕たちは264.926kmを走りきった。

banzai1.JPG

【区間距離32.6km、累積距離264.9km、所要時間1:06:59、平均速度29.22km/h】

【POLAR DATE】
Polar.bmp
走行距離264.926km
所要時間14:01:24
走行時間10:53:29
休憩時間03:08:00
消費カロリー5,618kcal
平均速度25.8km/h
最高速度71.3km/h
平均心拍136
最高心拍177
平均ケイデンス85
獲得標高3,188m

まだ続く。
posted by たけきよ at 15:21| 埼玉 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月11日

TDNメモ(1)

TDNは終わった。確実に、それもあっという間に、終わってしまった。こうして普段の生活に埋没してしまうと、その実感は跡形もなく消え失せてしまう。"僕はホントに、あの峠を越えて、日本海まで走りきったのだろうか?""こっち側の僕は夢を見ていただけで、向こう側の僕が走ったのではないか?"と。だから、少しでもその痕跡があるうちに、TDNのメモをとっておきたい。

■自宅出発前
6月7日。0時30分起床。うとうとしただけで、寝た気がしない。睡眠不足で走りきれるか不安だ。しかし、この状況を受け入れて最善を尽くすしかない。朝食はミックスサンド、バナナ、ヨーグルト、コーヒー。とっとと着替えて、アミノバイタルProとVESPAを服用する。さーいよいよだ。ダイニングテーブルには息子の手紙。"日本海がんばってね"の文字。だいぶ漢字が書けるようになったんだな。よし、がんばるぞ!

■スタート前
1時45分。自宅出発。この時間、車はほとんど走っていない。アップのため軽いギアでクルクル回す。少し蒸し暑い。3UPのウインドブレーカーを着用しているが、今日は必要ないだろう。飯能に近づくと路面が濡れている。雨が降ったのだろうか。
JA入間野に到着。軽井沢組は既に出発していて、店長、軽井沢組サポートのT中さん、G藤さん、志賀組サポートのM野さん、T沢さんが待機していた。志賀コース出走のサインをする。そのうち、karupapaさん、かつさんの車でヴァンサン、最後にTAKUさんが到着して、全員集合だ。さーいよいよだ。

■スタート〜CP1
3時ジャスト、店長の先導でスタート。僕のバーチャルTDNでは、しばらくAve30km/h程度で走るって考えていたのだけど、とんでもない。巡航スピードは40km/h超だ。理論的には、集団走行で後ろについた場合、先頭の60%程度の出力で走れるわけだから、単独走行換算だと25km/h程度ということになるのだが、もっと負荷がかかる。でも楽しい。凄いスピード感だ。高麗川を越えた先の上りで、Kac3の応援を頂戴する。ありがとう!がんばるよー。
(↓↓↓Kac3撮影)
KAC3.JPG
ルートはK30号のバイパスに入る。この辺りからローテーション開始。先頭に出ると強烈な風圧。あっという間に心拍UP。おー凄いぜ。こんな特急列車で、日本海までいけるのかいな?でも、不安ではない。このメンバーならこのまま行けそうな気がしてきた。順調だなーって思っていた矢先、単なる信号で停車する時、僕はヴァンサンに突っ込んじゃった。実は、先日ブレーキシューを変えたとき、集団走行はブレーキをしながらペダルを回すことが増えるため、ブレーキの利くタイミングを遅くしたのだ。つまり、ブレーキレバーを強く握らないとブレーキが利かないようにしたのだ。最初のうちは、気にしてブレーキしてたのだけど、ちょっとした気の緩みで忘れていた。以前の感覚でブレーキをかけたら、減速の度合いが甘かったのだ。ごめんなさい。大反省だ。そんなこともありながら、ほどなくCP1の美里町中里7/11に到着。CP1の休憩は、トイレと簡単な補給のみ。
【区間距離45.7km、累積距離45.7km、所要時間1:29:45、平均速度30.55km/h、休憩時間11分】

■CP1〜CP2
しばらくは、5人のローテーションで走ったが、店長の指示で、僕がエースで最後尾。その前を固定でTAKUさん。そして、店長、karupapaさん、ヴァンサンの3人が先頭交代するっていう陣容に変更した。メンバーの走りと、これから先の距離を考えての、僕の救済策だ。これねー。後ろから見てるとかっこいいのよ。特にTAKUさんの動きがかっこいい。中切れしないように間合いをとりながらコントロールしているのだ。いやー助かりました、ホント。板鼻陸橋をくぐり榛名方面に進むと、いよいよ山が近くなる。ここからCP2までは、上り基調の一本道だ。このあたりから、karupapaさんが遅れ始める。さっきまで、小気味よい走りをみせていたのに突然だ。3人の先頭交代で足を使ったのだろう。今まで引いてもらった御礼で、karupapaさんを引き連れてCP2倉渕三之倉の7/11に到着した。ここでは少し長めの休憩。黒酢ドリンクとオニギリ、T沢さんお手製のバナナケーキ、梅干、バナナ、クリームチーズの塗ったパン、などなどでお腹を満たす。
【区間距離53.4km、累積距離99.1km、所要時間1:19:45、平均速度26.87km/h、休憩時間29分】

■CP2〜CP3
さて、本日最初の山岳ポイント、倉渕峠だ。高低差300m、斜度4度程度。バーチャルTDNでシミュレーションしたとおり、ここは大人しく上る。karupapaさんが飛び出して、店長、TAKUさんが応戦するっていうのが僕の予想だったけど、大外れ。karupapaさんは、ボロっちくなっていたので、お先に行かせていただきました。で、山岳ポイントは店長が獲得。郷原までの下りは、車列を組んだんだけど、Karupapaさんは下りでも遅れる。郷原駅前で左折すると、ここからCP3まではだらだら上りが20キロ続く。しかし、上り始めてすぐkarupapaさん復活!凄い。さすがだねー。そのかわりって訳じゃないけど、僕が遅れ始める。昨日書いたところだけど、思い出しても辛いなー。ここは、JR吾妻線に沿って走る気持ちがいい道だけど、少し車の量が多い。まーそんなことはいい。とにかくついていけないのだ。それでも歯を食いしばってCP3長野原大津の7/11に到着。休憩だ。
【区間距離37.0km、累積距離136.1km、所要時間1:33:45、平均速度23.68km/h、休憩時間25分】
CP3.JPG

書くほうも、ちょっと休憩だ。ふー。

posted by たけきよ at 13:26| 埼玉 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月10日

TDN雑感。

一般論だけど、四十も半ばになると、なかなか新しいことにチャレンジしなくなる。今まで培ってきた領域の中で生きていくのは楽だからね。その領域の広さは人それぞれだけど、いまさら敢えて拡げる必要はないよねーというのが本音だろう。

僕もそうだ。今日の服なんて、プルオーバーのBDシャツにチノーズ。今これを書きながら聞いているのは、ELPの1stからLuckyMan。今朝の通勤時は村上春樹のダンス・ダンス・ダンスを再読した。僕は、80年代頭で、すべての興味を失ったかのように閉じたのだ。固まってしまったのである。領域の広さより、その中の密度を高めることを求めたのである。もちろん、仕事では新しいことに携わるし、それ以外にも多少の拡がりはある。でもね、それはごく一部で、ほとんどの時間は、堀と塀を整備し、領内を耕し、種をまき、水をくれながら生きてきたのである。

そんな、ただのオヤジが、自転車で日本海に行くという。昨年初参加を決めたとき、自転車乗りでない友人・知人はみな"えっ?"だった。そりゃそうだ。イメージできるわけない。走る本人ですら、想像できないのだからね。

でも、走ってみたかったのだ。心から日本海まで走ることを欲したのだ。そして、走りきった。予定時刻に間に合わなかったものの、290kmを走破したのだ。至福だった。もちろん走っている最中はきついこともあったけれど、ゴールして、温泉入って、ビールで乾杯すれば、至福だけだった。仲間に助けられて、自分を信じて、僕は走りきった。そして、自信を取り戻したのだ。僕だってやれる!ってね。

翌日、帰りの車の中で、次回は志賀ルートを走ろうと心に決めていた。車中の談笑の"来年は志賀だよねー"の声に"もちろん!"と茶化しながらも、まじめに決意していたのである。

それから1年。あの時の決意は"努力する"という実行を伴わず、ヘタレ親父のまんま、参加することと相成った。凹んじゃうけど、この点は相変わらずだ。

志賀組のメンバーは、ご存知の通り、店長、TAKUさん、karupapaさん、ヴァンさん、そして僕。"この5人を、あるルールで二つのグループに分けなさい!"って問いかければ、みなさんはどう分けるだろうか。ヴァンさん vs 店長、TAKUさん、karupapaさん、僕、という国籍で分ける方もいらっしゃるだろう。店長、karupapaさん、ヴァンさん vs TAKUさん、僕、という年齢で分ける方もいらっしゃるだろう。しかし、多くの方が、このように分けるだろう。店長、TAKUさん、karupapaさん、ヴァンさん vs 僕。敢えて名づけると、アスリート vs ただのオヤジ自転車乗り だ。謙遜して言うわけではない。これが事実なのである。だから、このメンバーと走ることは、僕にとって大きなプレッシャーになった。渋峠を越えるってことよりも大きなプレッシャーにね。

ツ・イ・テ・イ・ケ・ナ・イ・・・。

子供の頃、給食を食べるのが遅いヤツいたでしょ。一人5時間目の授業が始まっても、泣きながら食べているヤツ。僕はそうではなかったが、今はそいつの気持ちがわかる。もう食べられません!とは口が裂けてもいえない。もういいよって声をかけてもらわない限り、食べきるまで食べ続けるしかないのだ。僕は、走り続けるしかないのである。泣いたって喚いたって、ペダルを踏むしかないのだ。人はその立場にたってはじめて、痛みを知るのである。

結果として、2008年6月7日、17時05分。志賀組みは、日本海を見た。見事にゴールしたのだ。ゴールしちゃえば、それまでの苦労なんて、笑い話にしかならない。でもね、辛かったのよ。一番辛かったのは、倉渕峠からの下りを終え、郷原駅からJR吾妻線に沿って走る、CP2長野原大津7/11までの20km。軽い上りの区間だ。千切れたいのに千切れることは許されない。5m、10m離れると、karupapaさんが”スピード落として”って声をかける。その声を聞いちゃうと”遠慮しないで行ってください”とは言えなくなる。歯を食いしばって差を詰めると、また少しずつ遅れ始める。まじきつい。この先に、草津が、渋峠が控えているのに、どうなることだろうと思った。しかし、そんなこと考えても速くならないので、ただただペダルを踏み続けたのだ。でもね、ここで頑張れてよかった。ここでの頑張りが、この先の草津への上りで、渋峠越えで、活きたのだよ。

TDNの詳細は、時系列で別に書き残すので、そちらをお読みいただきたいのだが、一旦ここで中締めさせていただく。その前に、皆さんに御礼申し上げたい。先ず、このTDNを最初に企画し実行された先輩方。それを毎年継続してきた皆さん。そして、今年のTDNを企画・運営してくださった皆さん。当日、サポートしてくれた皆さん。応援してくれた皆さん。それから、軽井沢組の皆さん、一緒に走った志賀組の皆さん。ホントにありがとうございます。

道がある。坂がある。そして、仲間がいる。あきらめない限りゴールに必ず辿り着く。もう何もいらないと思う。それぐらい素晴らしい一日でした。
posted by たけきよ at 16:20| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月09日

GOAL!

TDN GOAL.jpg

ゴール直後、karupapaさんに撮ってもらったこの写真。
スタートから14時間と05分。
265kmの彼方にあったのは、笑顔、笑顔…。
やっぱり笑顔でしょ。

書きたいことはいろいろあるけど、
この1枚以上に伝えることは出来そうもないなー。

でも、やっぱり書いておきたい。
だって、思い出すだけで笑顔になっちゃうもんね。
ということで、詳細は近日公開予定です。



posted by たけきよ at 22:43| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月06日

いよいよTDNだ。

仕事は無事(強制)終了。今から帰宅だ。

埼玉県、群馬県、長野県、新潟県の天気予報も確認済み。
雨はない。
帰りの電車で、コマ図を頭に叩き込もう。
家に帰ってからのタスクは。
@荷物・機材の最終確認
A補給食、サプリメントの調合
Bウェアーの確認
C風呂
D食事
E目覚ましセット
F寝る
以上だ。

そんじゃみんな、ちょっと日本海まで行ってくるよ。
お先に失礼!
何かあっても携帯に電話しないでね!
posted by たけきよ at 14:23| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

明後日。

明後日の今頃は、果してどのあたりを走っているのだろうか。スタートして8時間くらいだから、たぶん上り。紛れもなく上り。これでもかってくらいの上りの途中だ。僕は頑張っているだろうか。泣き言言ってないだろうか。路肩に大の字になって駄々こねているのではないだろうか。左膝は大丈夫か。足の筋肉は間違いなくピクピクしてるだろうなー。

とっても楽しみだね。先に謝っちゃうけど、志賀メンバーの皆さん、残念ながら僕は上りが遅いのですよ。でも、上りが好きです。だから諦めずに峠を目指すので、どうか暖かい格好でお持ちくださいね。

天気だけど、今現在の予報では、雨はない。埼玉も、群馬も、長野も、新潟もない。奇跡的だけどない。絶好のツーリング日和になりそうだね。

ところで今日は、仕事を早めに切り上げて、CHMに行こうと思う。実のところ、(集合時間とか、スターと時間とか)詳細情報を確認していないのである。参加費も払ってないし・・・。ご免なさいね。いつもいつもおんぶに抱っこ状態で。だから、とっとと仕事を片付けて、CHMに行くのだ。
posted by たけきよ at 11:11| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

7900 DURA-ACE。

7900 DURA-ACEが正式にリリースされましたね。

性能は、僕がとやかくいう事じゃないけど、意匠は???だな。デザイナーさんもう少し頑張りましょうよ。最上級グレードは、性能、デザインともに、恋焦がれるような製品じゃなきゃいけないでしょ。もちろんデザイン部門が、すべての面や線に意味を持たせ、理論武装して、完璧なプレゼンをした結果、決済を得た意匠だろうけど、だから具体的にここがNGとか、僕にも説明がつかないのだけれど、兎に角ときめかないのだよ。まーニューモデルって、僕みたいな保守的な人間には、なかなか受け入れ難くて、でも実物見ちゃうと、"おっいいねー"なんてことに(いつも)なるんだけどね。でもなんだかなー。

いや、待てよ。この上のグレードが出るって事も考えられるぞ。ため息が出るほどかっこよくて、もちろん超高額で、いつかはDURA-ACEって思わせる憧れのトップグレードがね。そうだとしたら、7900は理解できるデザインだよ。シマノさんも商売上手だね。
posted by たけきよ at 18:46| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

15年ぶり。

『もしもし。
えーっと、歯が痛いんです。泣きたくなるほどじゃないんだけど、疼くのです。
たぶん虫歯菌クンが、奥のほうの僕の手が届かないところで、悪さをしてるみたいなんですよ。
虫歯菌クンって熱いのと寒いの苦手なのかな?
朝食の味噌汁でジーン、今アイスコーヒーを飲んだらドーン、って痛むのね。
このぐらい我慢してもらいたいよな。子供じゃないんだからさ。
でもね、今朝の電車は寒かった。今日肌寒いじゃん。それなのに冷房しやがった。
車掌のヤツ、メタボ太っちょの汗かき野郎だぜ。風邪ひいたらどうするんだよ。
今週末は"ツールど日本海"っていう大切なイベントがあるんだからさ。
勘弁して欲しいよね。
看護師さんは自転車乗らないの?
えっ何。あっ、そうです。初診です。初めてです。
自慢じゃないけど、15年ぶりですよ、歯医者。どうです凄いでしょう。ガハハ・・・。
因みに看護師さん15年前何してました?
えっ、まだ小学生。
看護師さんが、ピンクのスカートはいて鼻たらして小学校に通っていた頃ですよ、
僕が最後に歯医者に行ったのは。
看護師さん、色っぽい声してるけどさ、15年前なんて○○すらしてなかったでしょ。
えっ、もうしてた。そう、そう、早熟だね。
今晩時間あるの?オジサンがいろいろ相談にのってあげるから・・・。』

なんて会話はまったくないのだけど、歯が痛いので歯医者に行った。マジで15年振りである。大体僕は滅多に医者のお世話にならない。人間の回復力を信じて、その力を呼び覚ましてきたからね。でも、歯だけは別。ほったらかしにしても治るわけはない。

で、感想。今の歯医者って凄いのね。水道付き電動リクライニングチェアーにPCの液晶モニターが設置されていて、僕の口の中をモニターで見せながら、治療・説明してくれる。僕の歯の現状とその原因の説明があり、治療法方を、PCの画面で説明してくれる。それも、気になる(予定される)治療時間とその回数も示してくれるのだ。治療の方針については、僕の優先順位を最大限に考慮し提案してくれる。例えば、今回の治療は歯を被せることになるのだけれど、これに関しての僕の優先順位は次のようになる。(1)機能性、(2)人体への影響、(3)耐久性、(4)見栄え、(5)コスト。医者はこれをベースにした治療法を提案してくれるわけだ。こうやって説明されると、全面的に信用出来ちゃう。気持ちは治ったも同然だ。ただ、その提案を受け入れるかどうかは僕が選択するわけだから、そこに責任が発生する。歯を被せるくらいならなんてことないが、難しい治療を要する時は、患者もかなり勉強しなくてはいけないね。

あー行ってよかった。15年も行ってないと、浦島太郎の気分だね。世の中は、ちゃんと進歩しているのだな。でも、こうしないと生き残れないのだから病院も大変だよね。つべこべ言わずに、医者の俺にまかせとけ!って世界も捨てがたいけどね。
posted by たけきよ at 14:26| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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