2009年08月28日

DNS。

くそったれ!なんてお下劣な言葉を発したくなっちゃうほど悔しいけれど、
日曜日の"乗鞍"はDNSにした。
仕事だ。仕事なのだ。
もちろん"乗鞍>仕事"だよね、S山さん。
僕だってそうだ。
でもさ、僕がここで仕事をしないと、会社は困っちゃうし、
利害関係者も困っちゃうし、その家族も困っちゃうし・・・。
もちろん、僕の大好きな家族だって困ってしまう。
だから、おとーは、奇声を発しながら損益計算書をいじくるのだよ。

8月末は決算なのだ。実は一番忙しいのだ。
昨年の乗鞍も、前の週はホテルに寝泊りしながら仕事をしていた。
一昨年は、乗鞍の常宿で仕事をしていた。
それでも、走れればよかった。
しかし、今年は走れそうにもない。

あー悔しいな。
今年はARCHEの仲間3人で、お揃いのジャージで参戦する予定だったのに・・・。
79Duraが(麦草では不発だったけど)火を噴くはずだったのに・・・。
昨年のリベンジでタイム更新するはずだったのに・・・。
来年走れるなんて、誰も約束してくれないのに・・・。

乗鞍は、僕の生活の中で、とても重要なイベントだった。
7回も連続していてエントリーしているのだ。
乗鞍に行かない夏なんて、もう考えられないのである。
自転車に乗り続ける限り、乗鞍に参加しようと思っていたのだ。
タイムや順位を希求するってことではなくて、もちろん参加する限りはタイムを縮めたいのだが、
自転車に乗って得ることができた素直な喜びを、毎年同じ坂をえっちらこっちら上ることで、
確認したかったのである。些細な成長を感じたかったのである。
それなのに今回はDNSとした。

あー僕の夏は、終わりの儀式を執り行わないままに秋を迎えようとしている。
この街に、9月の風が吹く。
posted by たけきよ at 14:35| 埼玉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

自由研究。

夏休みの宿題と言えば、自由研究でしょ。
それ以外にも、ドリルとかちょろちょろあるんだけど、いろいろと面倒なのが自由研究。
ネタさえ決まってしまえば、そうでもないんだけど、それを決めるのに難儀するんだよね。
小3の息子に、探求したいテーマを自由に決めなさい!って言ったってねー。
で、息子の興味を引き出しながら、手伝う僕の楽しみを加えて、こんな研究をやりました。
タイトルは"入間川サイクリングマップ"。社会科ですね。

で、その成果はこんな感じで(もう少しで)まとまる予定です。
090823_1043~01.jpg
posted by たけきよ at 15:09| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

勝てる!

土曜日は息子のサッカーの試合。会場は東松山の駒形公園。もちろん僕は自転車で応援に出かけた。

チームの父兄は、僕が自転車に乗ることは知っているものの、この距離(たかだか30キロだけど)を自転車で来ちゃうことが信じられないようだ。"えっ日本海まで行けちゃいますよ"と言いたいところだが、そんなこと自慢しても何の得にもならないから、"いやーけっこー走れるものですよ"と控えめに応対するのだが、まー世間の自転車に対する認識なんてこんなところだろう。たぶん、数時間かけて何度も休憩して、ここに到着したと思っているのだろうな。

しかし今日(土曜日)は暑い。この炎天下でサッカーなんてやんなくてもいいじゃんね。こんな日に自転車に乗るのも考えものだけどさ。試合中は、熱中症の予防で数回給水タイムがあるけれど、息子たちの動きは鈍かった。その表情は楽しそうでもなかった。結果は1勝1敗で予選敗退だ。全チームを見渡せば、決勝に残る実力はあった(と僕は思う)のだが、今日の対戦相手は強かった。残念だけどね。ただ、息子達のチームは、その目的の第1位を"勝つこと"に置いていないのだから、好きなサッカーを、そして試合をもっと楽しんで欲しいと思ったよ。

試合は3時に終わった。子どもたちと父兄は荷物を片付けたら、車8台に相乗りして学校まで移動する。チャンスだ。チャンス到来だ。エヘヘ…、自転車の実力を見せつけてやるのだ。そう、車より先に学校に到着するのだよ。自転車乗りを代表して、車より早く帰るのだ。距離は30キロ弱。ほぼ平坦。車のドライバーはお母さん中心。子どもたちが乗り込んで車が出発するまで、たぶん10分程度のロスがある。途中コンビニでアイス休憩を挿むかもしれない・・・。

勝てる!

"おつかれさまでした"。そう声をかけて、僕は颯爽と出発する。県道41号を南下し、鳩山町役場の前を通過し、越辺川・高麗川を渡り、越生線の一本松駅の脇を抜けて、鶴ヶ島JCTのあたりから裏街道を爆走し、最後の入間川からの上りをダンシングで駆け上がり、ゴールの小学校に到着。タイムは1時間を切っている。もちろん車は1台も到着していない。完全勝利ですぞ。やっほー。
posted by たけきよ at 21:26| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

埼玉県から、群馬県、長野県、愛知県を通って、静岡県に帰省する。

僕の"フルサト"は静岡県の浜松市だ。18歳まであの町で暮らし、東京に出てきた。ついでに書いちゃうと、30歳で結婚してここ狭山に暮らしているから、大雑把に書くと、18年、12年、16年で、たぶん間もなく埼玉県民歴が一番長くなる。そして大切なことだけど、僕と僕の家族はここの暮らしをけっこー気に入っている。

本筋に戻すけど、僕が東京に出てきた後、オヤジは(仕事を)引退して、老後の棲家を掛川市に拵えた。小高い丘に建つ気持ちのいい家だ。だから、帰省先は僕が暮らしたことのない掛川の父母の家で、フルサトに帰るっていう独特の郷愁を感じることはあんまりないのだけど、まー帰省なんてやつは、僕がどうあろうとどうでもよくて、年老いた両親に孫の顔を見せるっていう親孝行イベントなんだから、そしてそれが可能なのも息子が喜んで出かける小学生のうちだけだろうから、僕はとにかく荷物を持って、帰省ルート上にB級グルメスポットを適当に用意して、ゴルフ号のハンドルを握ってアクセルを踏みさえすればいいのだ。それに僕は、車を運転することは全く苦にならないんだな。もちろん渋滞を除くんだけどね。

で、今年の夏休みも掛川の家に帰省すると決めて、お土産も用意して準備万端!って時に、あの地震だ。
おかげさまで特に目立った被害はなかったものの、東名高速が不通になっちゃった。この夏何度もニュースで聞いた崩落地点の"牧之原"って所は、"掛川"の東側に位置する。つまり、東名高速が使えなくなっちゃった。

もちろん、近くまで東名道を走って一般道を使えば掛川に行けるのだけど、確実に(上も下も)渋滞するだろう。そして、その迂回路になる中央高速も間違いなく渋滞する。先ほど書いたけど、僕は運転は苦にならない。但し、渋滞を除く。

ということで、こんなルートで帰省しました。途中避暑地の高原に一泊してテニスしてさ、普段より倍の距離(450km)も走ってね。

【狭山】〜圏央道〜関越道〜上信越道〜佐久IC〜R141〜R142〜R151〜県道40〜車山(泊)〜ビーナスライン〜県道40〜諏訪IC〜中央道〜飯田山本IC〜県道153〜R151〜県道9号など〜【掛川】
posted by たけきよ at 12:36| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

今日の帰省は適当ではない。

今日から夏休みにした。仕事は今朝の空模様のようにすっきりしないのだが、この時期を逃すと夏の休みは絶望的なため、出来うる限りの処置をして、なんとか会社に行かなくても済むようにした。そんなあやふやな状況だけど、誰が何と言おうが今日から夏休みだ。

青い空に入道雲の夏は何処にも見当たらないけれど、仕事を忘れて、自転車も(ちょこっと)封印して、実家に帰って両親に元気な顔を見せたら、近所の海に直行するのだ。やっぱ、夏は海でしょ。

そんな予定でいたところに、今朝の地震だ。揺れに機敏に反応してTVのスイッチを入れると、"静岡県震度6弱"。もろ実家じゃん!すぐに実家に電話して無事を確認する。ふー。

そして、しばらくはTVを食い入るように見ながら情報を収集する。さて、どうするかな。

結局その後、今日の帰省は適当ではないって判断した。こんな状況だからこそ早く帰りたいのだが、こんな時に帰省することは、その道程を心配する年老いた両親には、ダブルで負担になるのだ。

計画を変更した今日は、息子とたっぷり遊んで今に至っているわけだけど、明日は強行しようと思っている。東名高速が実家近くで不通だけどね。
posted by たけきよ at 22:06| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月09日

実験!クロスレシオ。

今日は早い時間に名郷まで行ってきた。名郷まで行ったら、やっぱりついでに山伏を上りたくなって、結局往復で約80キロ。昨日車で原宿まで行ったんだけど、この往復が70キロちょい。所沢街道から青梅街道のルートだけど、車で走るとどうしてこう遠く感じるんだろうね。山伏往復より短いのにね。

ところで、今回の山伏往復には目的があった。それは20段を使い切るってことだ。多くのローディは20段変速(3UPは30段も多いけど)の自転車に乗っているのけど、皆さんは20段使い切ってるのかな?66Ulteの時、僕は15段くらいしか使わなかった。使わなかったのは、52T×21T、52T×24T、52T×27T。それから、38T×12T、38T×13T。つまりアウターローやインナートップあたりのギアは使わなかった。性能的に見れば、トータルキャパシティの範囲内だから、過不足無く使用できるのだけど、ほとんど使ったことがない。タスキ掛けを避けたほうがいいってこともあるけど、フロントのシフトチェンジが”よっこらしょ”と重かったのも理由の内だ。

でもね、79Duraにして、フロントのシフトチェンジがスムーズになったので、タスキ掛け覚悟で20段を使って、出来るだけクロスレシオで走ってみようと思ったわけだ。

例えば、34T×17Tで上っていたとしよう。今までなら、少し斜度が緩くなったら、34T×16Tにシフトアップする。もっと緩くなったら34T×15Tだ。つまりリアの変速だけで、ギアを選んでいた。今回は、34T×17Tで上っていたとして、斜度が緩くなったら50T×24Tを選んで、もっと緩くなったら34T×16Tにすることにチャレンジしてみたのだ。これを具体的な操作で説明すると、34T×17Tから50T×24Tへの変速は、フロントをシフトアップしながらリアを3段落とす。50T×24Tから34T×16Tへの変速は、フロントをシフトダウンしながらリアを4段上げる。ギア比で言うと、2.00 → 2.08 → 2.13。クロスレシオでしょ。これが使ええれば、武器になると思うんだよなー。

結果発表!使えません。確かにクロスレシオで気持ちよく走れたけれど、それは思い通りにギアチェンジ出来た時の話で、各ギアの順序を覚ええてないから、ちょびっと軽くなる意図が、重いギアに入ったりしてね。結局適正ギアに入れるための空白時間があって、ギクシャクした走りになっちゃいましたよ。完全にギアの順序を覚えればいいのだけど、みんなはどうしているのかな?
posted by たけきよ at 14:00| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

遅いけど安全。

土曜日の午前中は3UPのロードツーリングに参加して、越生方面のお決まりのコースを走った。各ポイントでは、時々思い立ったようにアタックするものの、まったく歯が立たず、いやアタックしたことすら気付かれないほどお粗末だったかもしれないけど、それでも懲りずにチャレンジして、気持ちよく体を疲弊させて終了した。

この日は前日の雨で路面が濡れていて、特に雀川ダムへの林道雀川上雲線は車の進入が禁じられていたから、所所でコケが生えていてスリッピーだった。僕は持ち前の慎重さを全面に出して、それでもその範囲内でポジティブに走ったのだけど、O部田クンは右に左にスライディングしていたねー。痛そー。大事には至らなかったけど、気をつけてね。

自転車乗りの方々は、落車の経験が多少なりともおありだと思うのだが、僕も以前落車で痛く恐い思いをしたことがある。昔の話だ。3UPのツーリングに参加する前で、独りよがりに走っていた頃だ。

清流線の下りの左コーナーで少し膨らんだところに対向車が現れてね、今思えばインを突いて走り抜けることは十分に可能だったんのだけど、その時の僕の反応はブレーキを強く効かせることだった。そして僕は、(急停止した)クルマの数メートル前のアスファルトを、スーッとコーナーの外に向かって滑っていく・・・。あー恐かった。擦過傷とバイクの傷だけで済んだものの、ホント恐かったよ。それ以来しばらくは、下り恐怖症だったけど、今はほぼそれも払拭した。だからと言って、決して下りが速いわけじゃない。ただ安全に下れるということだ。速くても危険な走りの人もいれば、速いのに安全な人もいる。もちろん、遅いのに危険な人もいる。僕は今、遅いけど安全っていうステージにいる。やがては、速くて安全のステージに行きたいと思っているけどね。

そんな遅いけど安全な自転車乗りがレクチャーするのは気がひけるが、安全に下るために心がけていることはただ一つ。それは、コーナーの途中でブレーキを加えないってこと。"なーんだ"って声が聴こえてきそうだけど、これだけだもんね。だから操作は単純明快。コーナーに侵入する時に、安全だと確信できるスピードまで減速するってこと。つまり、遅いけど安全なのだ。何?つまんない。でもね、速くて安全な自転車乗りになるためには、遅くて安全の領域で経験を積み重ねることしかないと思うのだよ。危険な状態を作らないことが大切だからね。危険な状況でのリカバリー術なんて、(おやじサンデー自転車乗りに不要だとは言わないが)公道で習得するものじゃない。

ドライな路面で、コーナーのRを知っていれば、速いスピードで進入すればいいし、ウェットで、その先を知らない道なら、思いっきり減速する。そして直線ではしっかり踏んでスピードを上げる。それでいいじゃん。それじゃーつまんないって言う貴兄には、マウンテンで山遊びすることをおすすめしますよ。あれはリカバリー操作が連続するからね。近頃僕は、あんまり遊んでないけどね。

posted by たけきよ at 22:16| 埼玉 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

雨でも安心、79DURA。

ゴール直後、カップラーメンを食したところまでは書いたけど、その先も、少し触れておきたい。なんたって土砂降りのダウンヒルなんだからね。

僕がゴールした時の麦草峠は、どんよりした曇り空だった。サポートの皆さんや、参加者の方々の写真には、青空の下の麦草峠を見ることができる。ゴール後皆さんと歓談し、まったりと過ごしている間に、西の空が怪しいグレーに変わっていく。あー、降るな。下山第一陣の数名は、温泉で待ってると言い残して走り去っていった。もう少し余韻に浸っていたいところだけど、雨が落ちてくる前に下ってしまおう。ミカミさん、M橋さん、Yモトさん、S山さん達と下り始める。程なく、ポツポツと降ってきた。それが、ザーになって、すぐにバタタタタと激しくレインウェアーにあたる音に変わる。いてーぞ。あっという間に路面は川と化す。対向車の跳ね上げは強烈な鉄砲水だ。正真正銘のびっちゃびちゃのボロ雑巾になる。もちろん雨の中で、山坂道を下った経験はあるものの、こんな土砂降りははじめてだなー。遠くに雷鳴も聞こえるよ。

ちゃんと走れるかな?

恐怖を感じたわけじゃない。むしろ、疲れた体に心地良いぐらいだ。でもさ、転倒はしたくないもんね。こうなると、徹底的に基本動作に忠実に走るだけだ。コーナー手前で、まるでMTBの激坂下りのように腰を引いて穏やかにブレーキング。しっかり減速すると外足加重の基本ポーズを守りながら曲がっていく。常にブレーキシューをリムに当てて乾かしながら(あの雨じゃ乾いてないと思うけど)速度をコントロールする。ラインは、とにかく最大限のアウトインアウト。先行するミカミさんに、離されても背中が消えない距離を保って、できるだけラインをトレースして下った。

途中予想以上にきつい左コーナーがあって、曲がりきれそうにもないので、対向車がないことを確認し、あえて車体を正対させて直進しながら減速し、オーバーランさせてからラインに復帰したこともあった。この左コーナーは、たしか昨年、シャングリラの彼が事故ったのと同じコーナーじゃないかな。予想以上に深回りだもんね。

その後、ミカミさんとの間に自動車に入られちゃって、ストレス感じながら下ったんだけど、なんだかとても余裕を持って下れた。これって79Duraのおかげ?。だってね、よく効くのよ。最初の山伏からの下りは、ガツンって効くので、実は恐かったんだけど、志賀坂の下りと十国の下りでその特性にも大分慣れたから、ここでは全面的に信頼して、ブレーキングすることができた。いやー、楽しいじゃないの。雨のダウンヒルって、もちろん危険なんだけど、正しい操作と高性能の機材が整えば安全なんだね。これだけでも79Duraにした甲斐があったわけだよ。

79Duraで感じたことを書くと、一番はブレーキ。二番はとにかくスムーズだってこと。BBや、ディレラープーリーや、チェーンなどの複合した影響だと思うけど、回転が滑らかである。変速のタッチは格段に軽く明快になった。特にフロントは、今までは”よっこらしょ”って持ち上げる感じでアウターにシフトチェンジしてたけど、それが”ハイ”って感じになった。前評判の高かったグリップのニギリもいい。でも、マウンテンのXTからXTRにした時の、まるでマウスをクリックするような歯切れの良さには至っていない。これを求めるには電動しかないのか。まーこれ以上を求めはしないけどね。それからやっぱり軽くなった。重量を測ったわけじゃないけど、持った感じは明らかに軽い。最後にコンパクトクランクだけど、インナーローで比較すると、ギア比は1.41→1.26になったのに、そのうえクランク長は2.5mm短い167.5mmにしたのに、今回の299ではその効能を感じることが出来なかった。

そうそう、今回の299。走り出して気がついたんだけど、ケイデンスセンサーのマグネットが付いてなくて、ケイデンスがモニター出来なかったんだよなー。どこにいっちゃったんだろう。たぶんCHMだな。もー。でもさ、DuraAceにしといて良かったよ。リアのシフトチェンジに問題のあるアルテで走っていたら、矢弓沢で機材を言い訳に歩いちゃったかもしれないし、途中リタイアだってあったかもしれないもんね。79Duraの効能は、いつものコースを走ってみて、またレポートしようと思う。今週末あたり宿谷TTでもやろうかな。
posted by たけきよ at 13:30| 埼玉 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月03日

ATTACK!299。

『最後の坂を上る。その坂道の、行く手が緩やかに左に曲がり始めたら、まもなくGOALだ。もう何も残っていない。カラカラだ。灼熱の太陽をこれでもか!ってくらい浴びた体からは、さっき飲んだコーラさえ出尽くしてしまった。でもまだ走れる。出尽くしちゃいないんだ。残っているんだ。

最後の力を振り絞る。いつの間にか、何も聴こえなくなった。無音だ。唯一聴こえていた自分の息づかいも失った。果たしてこれは現実なのか。今、こうして坂を上っているのは、いったい誰だと言うのだ。

最後の左コーナーに差し掛かった。視界には夏の空が飛び込んでくる。聴力を失った分、鮮やかさを増したその視界に切り取られた風景は、斜度がなくなるにつれてパンダウンする。そしてカメラは、その青の中に一層色濃い青を認識する。「麦草峠」の3文字だ。突然音が飛び込んできた。"ラスト!ガンバ!"僕はギアを1段重くすると、空にさえ舞い上がりそうな勢いで、ゴールに飛び込んだ。』

っていうのが、僕が欲望していた"カラカラで全てを出し尽くしたゴールシーン"なんだけど、こんなシーンは青春マンガだけだよなー。実際には、ゴミバサミでも触りたくない排水溝に引っ掛かった"びっちゃびちゃのボロ雑巾"になってゴールしたのだ。もちろん土曜日のATTACK!299の話だ。

あー、今年も終わってしまったね。ATTACK!299は、僕にとって夏を満喫する一大イベントで、毎年これが終わるとこれから夏本番だというのに、僕の夏が終わったような気分になるのだけど、今年はそんな感じがしないのは、暑くなかったからだろうか。やっぱりATTACK!299は灼熱地獄とセットなのがいい!と思う僕は、やっぱりちょびっと変態なのだろう。

まーいい。とにかく今年のATTACK!299は無事終了した。2009年の夏の一日を振り返る前に、御礼を申し上げたい。サポートの皆さん!ありがとうございます。ホント皆さんのおかげですよ。辛くて苦しくて何度も折れそうになる気持ちを、なんとか繋ぎ止めてゴールできたのは。来年はぜひ一緒に走りましょうね。それから、出走された皆さんありがとうございます。ATTACK!299の素晴らしさって、普段は一緒に走る機会のない自転車乗りの方々と、遥か遠く高いゴールを目指すってところにもあると思う。速い人も遅い人も、ベテランも乗り始めたばかりの人も、辛いことを抱えている人も幸せいっぱいの人も…。いろいろいらっしゃると思うのだが、同じゴールを目指すってだけで仲間になれる。こんなことってなかなかないでしょ。ホント素晴らしいのだ。利害関係抜きには成立しなくなってしまった昨今の人と人との繋がりだけど、ここでは自転車で坂を上るという馬鹿げた行為だけで、すがすがしい友情を感じることが出来るのだよ。なんだかうれしいじゃないか。

さーて、8月1日まで時間をちょこっと巻き戻してみよう。

3時起床。完全に寝不足。でも2時間くらいは寝れたかな。パンに蜂蜜をぶっ掛けて、牛乳と一緒に頬張りながら、3UPの掲示板と天気予報を確認する。雨降らないかもね。4時過ぎに豊水橋に到着して、受付してTシャツ買って、皆さんに挨拶して雑談して、慌ただしく過ごしたらもうスタート時間だ。携帯電話の時報+拡声器っていう粋なスターターで、4時半ジャストに出発する。

4時半組のメンバーを紹介しよう。オーベストさん、コルナゴさん、グリーンジャージさん。それから3UPのロビオさん、K2さん、Nモトさん、GENちゃん、そして僕の計8名。オーベストさん、コルナゴさんがペースメーカーになって名郷までローテーションしていく。道程を考えたら少し速めだけど、いいペースで山伏峠の上りに差し掛かる。僕はここで、じゃーゴールで!って声をかけて自分のペースで上り始める。先行するのはオーベストさん、コルナゴさん、K2さんだ。毎年この山伏は体が重いのだが、今年は特に重かった。フーフー言いながらもなんとか上りきって、そこには先行3人も待っていてくれたので、みんな揃ってから下り始める。秩父を抜けて小鹿野に入って、4時半組はいい関係を保ちながら小鹿野7/11に到着。

あと100キロしかないぜ!なんて冗談を言いながら補給していたら、なんだか慌ただしくなって、何かと思ったら、5時組が通過するとのこと。すげー、速えー、かっこいい。なんだか同じイベントに参加しているのに別物を見る眼差しで、通過していく皆さんを応援したのだけど、ミカミさんが無責任に5時組みに誘ってくれたけど、ホント4時半組でよかった。あの集団なら、予想通り原市場で千切れていただろうな。でもさ、ここで抜かれるとはね。だって4時半組だってAve29キロくらいで走っているんだぜ。そういえば、昨年はここで4時組みに遭遇していたし、もしかしたか遅いのかも・・・。

のんびりしている暇はないので、とっととスタートする。志賀坂までは先程までと同様にローテーションして、山道に入ってからバラける。僕は自分のペースで、というか早くも頑張れなくなっていて、心拍を抑え気味にして上る。途中からNモトさんと一緒になって、少しお話しながらトンネル前に到着。あー疲れた。昨年は絶好調で余裕を持って山岳賞を取ったのになー。ここでも先行組みが待っててくれたので、ご一緒させてもらって下る。下り終わった後の上野村の休憩所までの道で、ここまで一緒だった仲良し4時半組みが分断する。力のあるコルナゴさん、3UPのロビオさん、K2さん、僕の4人だ。

上野村では、バナナ+トマトをいただいて少し生き返った。ここからは、全開5時組みのTAKUさんも加わって十石峠を目指す。といってもいつものルートが落石不通で、迂回コースの矢弓沢林道だ。林道入口にはゴールドステップワゴンのK林さんが道案内してくれて、にこやかに応対したのだけど、その先はいきなりの激坂だった。コルナゴさんはあっと言う間に視界から消え去って、TAKUさんとロビオさんからも徐々に離れて僕はお得意の一人旅状態で峠を目指す。あれK2さんはどうしたんだっけ?しかしこの矢弓沢林道はきつい。僕は、今日がお初のDURAのコンパクト+27Tという組み合わせなのに、全然楽じゃない。今までの38Tに比べたら、格段に軽いはずなのにどういうこと?もちろんDURAACEが悪いわけはない。僕に足が無いだけの話だ。霧で眺望を楽しめない中、修行僧のようにギリギリとペダルを回す。時々ダンシングしたり、ジグザグ走行を取り入れながら、それでも確実に標高を稼いで行く。途中何人もの参加者を追い抜いたが、みんな歯を食いしばって走っている。僕もあきらめるわけには行かない。ようやく峠に到着。すぐにウィンドブレーカーを着用し、YASUさんにご挨拶して、TAKUさんロビオさんと下る。緩斜面に入ってからロビオさんが遅れ始めたけど、ここは集団で走ったほうが絶対に楽なので、ロビオさんを待って再スタートする。TAKUさんとロビオさんと僕。3UPの中年46歳オヤジ達が、こうして長野の田舎道をローテーションして走るってなんだか不思議だよね。一昨年は、N尾さんとK2さんと3人で走り、昨年はS谷さんと二人で走った。こうして、毎年違う仲間と助け合って走るのは本当に楽しい。ましてや今年はオヤジトリオっていうところがいい。

最後の補給所ローソンに到着した。けっこーお腹が減りましたよ。すっぱいヤツを体が無性に欲するので、メインディシュは冷やし中華。うんめーなー。体に力はあるし、胃袋だって調子いい。ただ足に力が入らないっていう状態だけど、こんなので麦草まで上れるのだろうか。

とにかく出発しよう。あと26キロ坂を上ればゴールなんだからね。メンバーはそのままオヤジ3人組。といっても、麦草への上りのごくごく序の口で、僕は単独走行となる。こんなところで一人になっちゃうと、益々辛くなるのは頭では理解しているのだが、足に力が入んないんだよね。それにしてもロビオさんは強いなー。TAKUさんと一緒にスイスイと上っていく。あー行ってしまうのね。ちょっと前まで僕のほうが強かったでしょ。白石×3本の成果だね。こんちくしょー。追いかけたいけど、僕ダメみたい。時々、タノッチやK鍋さんが、店長がいるよとか、ロビオさんまで○○mだよとか、冷やかしに来るのだけど、ペースは一定、ギアもインナーロー固定で、ピクリとも動かないや。途中、K林さんのコーラで生き返ったんだけど、それも50mだけ。あー、カラカラに乾いたボロ雑巾になんてなれそうもない。

しかし、どんなに小さな営みでもそれを継続していれば、大きな成果に結びつく。34T×27Tのギア比でも、足を動かしてるかぎり前に進むのだ。そしてそれは、2100mの高さのゴールでも変わりはしない。まーそんなにかっこいいゴールじゃなかったけど、皆さんの拍手に迎えられて、ようやっとのゴールです。やっほー。長かったなー、でも辿り着けてよかった。

ゴール後、お決まりのカップラーメンをKacさんからいただく。今年のラーメンもうまかった。来年もこの場所で、みんなと談笑しながらラーメンが食べられることを、今から切に願う。みなさんありがとう。来年もよろしくね。
posted by たけきよ at 14:16| 埼玉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 自転車(ロード) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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