2008年06月25日

レディ・デイ。

今日はちょこっと音楽の話。といっても、僕の人生を変えた運命の一曲!みたいなかっこいいネタではない。

僕は四六時中音楽を聴いている。仕事中だって聴いている。社内ミーティングならPCから音を出してるし、パートナー企業との会議でも、内容によっては音楽を流しながらやる場合もある。さすがに客先では聴かないけどね。ちなみに今聴いているのは、Herbie Hancockのライヴインジャパン"Flood"だ。ファンキーハービーだ。

音楽を聴かないのは、寝ている時と、トイレにいる時と、風呂入っている時と、映画を見ている時と・・・。そうそう自転車に乗っている時も、もちろん聴かない。以前、トイレとバスルームも音楽聴ける環境に改造しようと思ったけど、却下されちゃった。まーとにかく、常に音楽が流れているのだ。そう、実は流れているだけで、聴いているわけじゃないんのだなー。これって子供の頃からの習慣なんだけど、こんなことを何十年も続けていると、音楽を聴いていても、他のことに集中できる能力が培われてくる。そのかわりに、音楽に対する感度も低下しちゃうけどね。

とにかく、音楽と正面から向き合うってこと、めっきり少なくなった。創り手に感情移入することなんて、ほとんど無くなった。消耗品のように音楽を消費する・・・。なんだか淋しいけどね。

ところで、昨日BSハイビジョンで、「ビリー・ホリディ “ろくでなし”の恋」という番組をやっていた。酒と麻薬とろくでもない男に溺れ、一人孤独に44年の生涯を閉じた天才ジャズシンガー”ビリー・ホリデイ”。1970年代に記録された関係者へのインタビューテープをもとに、ビリー・ホリデイの愛をたどっていくドキュメンタリーだ。ビリー・ホリデイが求めた愛とは、いったい何だったのだろうか?

ご存知の通り、彼女は偉大なシンガーである。「電話帳を読んでも最高の歌にしてしまう」とまでいわれた、不世出のジャズ・シンガーである。その声やフレージングやリズム感は、とても文章に出来ないし、今さら僕が説明することもないだろう。

しかしねー、そんな彼女の人生は、これでもか!ってくらい負を背負ったものだった。黒人、婚外子、強姦、売春、母親との確執、ろくでもない男共、麻薬、投獄、そして孤独な死…。

そんな凄まじい人生でも、彼女は歌った。歌いたかったのか、歌わざるを得なかったのか、わからない。しかし、彼女は歌ったのだ。彼女の歌は、肉体の内側から湧き上がるものを、押さえきれず吐き出しただけなのであろう。いやもっと消極的なもので、ただただ肉体の内から外に滲み出しただけかもしれない。番組を見てあらためて聴くと、そう理解できた。彼女の歌は、心であり肉体であり感情でもあったのだ。そんな歌が、心の奥深くにまで響かないわけがない。僕のような、ながら族的音楽消費者の心であってもね。

なお、この番組は3回シリーズで、今日はジャニス・ジョプリン。これも見逃せないね。
posted by たけきよ at 16:10| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月22日

"ブラインド・フェィス"。

久々の音楽ネタ。先日の土曜日、何気なくチャンネルをチャカチャカ回していると、若かりし頃のS.ウィンウッドが歌っているではないか。このライヴなんだーって、思ってソファーに座り込んで聞き入ると、どう聞いてもギターはクラプトンだ。ってことは"ブラインド・フェィス"か?。テレビ欄で確認すると、69年ロンドンハイドパークのデビューライヴの貴重な映像だ。"ブラインド・フェイス"って言えば、E.クラプトン、S.ウィンウッド、ジンジャー・ベイカー、リック・グレッチという、有名バンド出身の大物ミュージシャンが一堂に会したスーパーバンドで、69年の6月のデビューライヴが10万人を動員したという伝説のバンドである。同年8月に(子供には恥ずかしくて買いにくかったジャケットの)アルバムを発売し、その直後の10月には解散したという特別なグループである。

僕はもちろん、69年当時こんな音楽は聴いていない。中学生の頃つまり70年代中後半、ツェッペリン→(ペイジの)ヤードバーズ→(クラプトンの)ヤードバーズ→クリーム→ブラインド・フェイス、って流れで聞いたのだ。だから、"ブラインド・フェィス"はロック名盤の1枚としての出会いなんだけど、確かにスーパーグループだし、評論家やレビュー誌の評価も高かったんだけど、音楽的にはちょっとねーって思っていた。だって、クラプトンとウィンウッドの方向性が明らかに違うんだもんね。でも、僕には良さがわかんないんだ、まだまだ未熟だなーとも思っていた。

それから、30年。"ブラインド・フェィス"なんてグループは思い出すこともなかったのに、いきなり目の前に、伝説のライヴが流れている。好きなグループじゃないし、思い入れなんて特に無いんだけど、それでも不思議と懐かしい。あの頃の、自分の部屋のロックスターのポスターを、友人と語り合った教室の落書きを、一緒に聞いた兄貴や仲間の顔とともに思い出すのだ。
"あー遠くに来ちゃったんだね"。なんだかしみじみ思っちゃいましたよ。
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2007年09月13日

ストリートライヴとZEP再結成。

TAXIのドアが開いたとたん、ハイハットの音が飛び込んできた。
昨日の帰宅、少し疲れていたので西武新宿までTAXIに乗り、大ガードのところを指定したら、
ちょうど、ストリートライブの目の前(正確に言うと、車道を背にして歩道でライヴやってたから、
ちょうどドラムセットの後ろ)に降り立ったのだ。
ファンキーテナーに、エレキベース(ストリートだとエレキなのかな)と、乾いたドラムの乱れ打ち。
JAZZトリオだ。
いやーいいね。かっちょいい。新宿の雑踏の中っていうのもあるけど、
クールでいてファンキー、時々リズムが流れちゃうけど、それはストリートのご愛嬌として
なかなか気に入りました。
終了後テナーのAOKKI氏と少しお話をする。ローズを加えてエレクトリックなんかもやってるという。
ぜひ見に行きたいな。
子供が生まれてから、ライヴってホント行かなくなった。以前子供連れてトリオ見に行ったけど、
幼児にはつまんなかったみたい(当たり前か)。もう小学生だし、また連れて行ってみるかな。
で、ついついCD購入です。

ところで、乾いたドラムっていえば、ジョン・ボーナム。
彼の息子ジェイソンが加わって、ZEPが1回きりの公演を開く。
11月26日、ロンドンのO2アリーナだ。
ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、そしてジェイソン・ボーナム。
うーどうなんだろう?
僕は、子供のころからZEPのファン(リアルタイムになったのはフィジカルあたりから)だけど、
今もよく聞く。それも仕事中よく聞く。なんといっても仕事がはかどるのだ。
やっぱ、見たい。
二度と見れないんだろうからね。

AOKKI氏のユニット↓↓↓
posted by たけきよ at 23:54| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

INO Hidefumi/The FORCE OF eXOTiC

またまた"フェンダーローズ"ネタ。
以前紹介した"INO Hidefumi"の新作が発売された。
前作はインディーズとしては記録的なセールスを記録したみたいだけど、
ローズファンの僕としては、単純にローズが楽しめたので、仕事中聞きまくったのだ。
携帯の着メロも"Satisfaction"にしたくらいだからね。
で、ちょっと飽きたなーと思っていたところに、この新作が発売になった。
今回は、タワーレコードとINNOCENT RECORDのコラボで、
すべてオリジナルのミニアルバムだ。
タイトルは"The FORCE of EXOTIC"、直訳すると外来の力?だろうか。
相変わらずのINO節だけど、前作以上の構成力が素晴らしい。
4曲しか入っていないから、いや4曲だからこそ、
彼のコンポーザーとしての、そしてプロデューサーとしての能力が凝縮している。
これから夏に向けて、ヘビーローテーションになるだろうね。
なんといっても、メロウで涼しげだからね。

The FORCE OF eXOTiC
CD
Ino hidefumi
インディペンデントレーベル
平均評価:評価なし

posted by たけきよ at 14:27| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

"Heaven Is In Your Mind"ALIVE!

お気に入りの曲を1曲。
先日買ったCD"Another Roses"に収録されていたんだけど、
ALIVE!というアメリカのラテンジャズバンドの曲だ。
クラブシーンでは伝説的なグループで、アナログ版は高騰していたと聞く。
そんなバンドのセカンドアルバム"CALL IT JAZZ"の最後の曲が、
"Heaven Is In Your Mind"。
クールなんだけど、人間の奥深いところから何かが染み出してきているのだ。
それが僕のあらゆる隙間から滲入する。ゆっくりと圧倒的な力感で…。

HMV レビュー によると、ALIVE!は“スキンドレ・レ”が大ヒットした
グループで、タイトなことで有名なビル・エヴァンスのマネージャー、
ヘレン・キーンの目に止まっただけのことはある、実力とカリスマ性を
兼ね備えた女性だけのグループということだ。
えっ、女性だけのグループなの!
うぅー。うなるしかないです。



Call It Jazz
CD
アライヴ!
インディペンデントレーベル
平均評価:評価なし

posted by たけきよ at 22:03| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

DJ MITSU THE BEATS

DJ MITSU THE BEATS氏って知ってます?知らないよねー。
ここんところのフェンダー・ローズつながりで、なんかいいCDないかなーでHITしたのがDJ MITSU THE BEATS。だいたいDJの作品ってなんだろうって素朴な疑問があるんだけど、THE CRUSADERS、CANNONBALL ADDERLEY、RAMSEY LEWIS、DEODATOの曲が収録されているから、たぶんローズがリードを取っている曲を、いい所取りして繋げたんだろうなーってことぐらいわかる。で、モノは試しで買ってみました。"28 Roses"と"Another Roses"の2枚。

28 ROSES.jpg
Another Roses.jpg

うむうむ、うまく曲を繋げてながら、独特のグルーヴ感があって、ほーそうきましたか、あっ!いいじゃん、こりゃーかっこいい、って感じで評価はうなぎ上りです。これはよく考えられてるなーって思ったら、一発録音なんだって!えっ、そうなの。僕はスタジオで(PCの前で)サンプリングした曲を、せこせこと繋ぎ合わしていると思ったら、そうではなくて、2ターンテーブルと、ディレイ内臓ミキーサーのみを用いた一発録りで、それもワンテイク収録だって。すごい!こんな世界があるんだねー。そう思って聴きなおすと、その才能に背筋がゾクゾクしましたぞー。いやーいいアルバムを見つけました。
posted by たけきよ at 13:44| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

紙ジャケCD

オールド洋楽ファンとしてはなんともうれしいんだけど、
紙ジャケCDが次々と再発されてますなー。
これも買いたいあれも買いたい(聞きたいんじゃないんだよね、
だって、もうCD持ってるし、もちろんLPも!)って楽しんでます。
そんな中で、ちょっと前に発売された超おすすめ版を紹介するね。
1976年録音、ツトム・ヤマシタのゴーだ。
その当時、プログレ大ファンの中坊だった僕は、日本の音楽を、日本人を見下していた。いや、見限っていたのだ。そんな時、ゴーに出会う。
たぶんFMだったとおもうけど、すげー完成度だった。そして、これが日本人の作品であることに驚嘆した。日本人がリーダーで有名メンバー(ツトム・ヤマシタ(Per/Syn)、スティーヴィ・ウィンウッド(Vo/Key)、マイケル・シュリーヴ(Dr)、アルディメオラ(G)、クラウス・シュルツ(Syn))を操っていたのだ。パラダイムシフトが起こった。そして、本当にうれしかった。
日本人でもやれるんだ=僕だってやれるんだ、である。
紹介するねなんて僭越でしたね。これ有名だもんね。
なかなかCDになんなかったけど、これで一安心だね。

ゴー(紙ジャケット仕様)
CD
ツトム・ヤマシタ
ユニバーサルインターナショナル
平均評価:評価:5.0
posted by たけきよ at 11:22| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

Fender Rhodes

先日紹介したINO hidefumiの"Satisfaction"は、
見事にヘビーローテーションの仲間入りをした。
聞くのは、深夜。
連れと息子が寝静まって一人になって、
徹底的にダラーんってしたい時
(毎晩そうだけどね)に、とってもいいのだ。
ダラダラになっちゃって、溶けそうになるのだ。
というか溶けるのだ。

今日はもう一枚、とろとろになっちゃうRhodesの傑作を紹介します。
本田竹広の"Boogie-Boga-Boo"だ。
ネイティブサンでもRhodesを操る本田が、ポール・ジャクソン(B)と
日野元彦(Ds)の強力なリズム隊を従え全編Rhodesで泣かせまくるのだ。
ゲストの五十嵐一生(Tp)臼庭潤(Ts)今出宏(Harp)もかっこいいぞー。


posted by たけきよ at 17:59| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

ペトルチアーニ!

昨日に続き音楽ネタ。
っーか、昨日調達しようと思った INO hidefumiの "Satisfaction"だけど、
仕事の都合で買えなかったので、
今日も手元にあるやつを聞いている。
で、今日聞いたやつを少し紹介しよう。

まずは自転車乗りってことで、Kraftwerkの「Tour de France」
17年ぶりらしいけど、ホント変わってないよね。
まー「アウトバーン」なんかと聞き比べたわけじゃないけど、
本質的には変わってない気がする。
実はこいつはローラー台にぴったりで、快調なケイデンスが得られるんだ。
目を閉じると隊列を組んでチームTTで走ってる気がしてしまうから凄いね。
好き嫌いがあるかもしれないけど、お試しあれ。

Tour de France Soundtracks
CD
Kraftwerk
Astralwerks
平均評価:評価:5.0



次はSteve Grossman Quartet & Michael Petruccianiの
「パリジャン・ウェルカム」だ。
これは僕が一番好きなジャズピアニストのMichael Petruccianiの傑作だ。
グロスマンのアルバムだけど、ペトルチアーニがとにかくいい。
例えば2曲目のInnerCircleなんて、ペトルチアーニのシングルノートに
グロスマンのぶっといサックスがかぶっていく。
グロスマンが気持ちよく吹きあげたあとに、ペトルチアーニのソロが・・・。
力強く華麗なタッチが、狂おしいほど美しい旋律を奏で、最高に盛り上がる。
まるで、悪戦苦闘していたガレ場の下りから、落ち葉フカフカのシングルトラックに
躍り出て、一気にダウンヒルするような爽快感がアルのだ。
超おすすめ版です。

パリジャン・ウェルカム
CD
スティーヴ・グロスマン・カルテット
ビデオアーツ・ミュージック
平均評価:評価:5.0



ペトルチアーニには「ライヴ・アット・ブルーノート東京」っていうアルバムが
ある。これはアンソニー・ジャクソン、スティーブ・ガッドとのトリオのライブで、
そりゃ凄い作品なんだけど、
完全に自慢ですが、僕が足を踏み鳴らす音と、家人の悲鳴が録音されてるんですね。
だから思い入れだけで満点のアルバムなんです。ホント凄い演奏だった。
翌年、再来日が決まり、予約を入れて家人と心待ちにしていたところに、
訃報が・・・。
ホント悲しかった。
だから、鍵盤を叩きまくる陶酔した姿と、終了後二人に抱きかかえられるようにしながら、うれしそうにソデに消える姿を一生忘れないと思う。

ライヴ・アット・ブルーノート東京
CD
ミシェル・ペトルチアーニ
ビデオアーツ・ミュージック
平均評価:評価:4.5


posted by たけきよ at 16:27| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

INO hidefumi "Satisfaction"

仕事中に聴く音楽。
今日は朝からストラングラーズのNo More Heroes!
ここんとこ懐かしの70年代HardRock(渋谷陽一系)を中心に聞いてたから、
さすがに疲れてきたので、ちょっとよさげなMusicはないかと、Yahooで検索した。
検索キーワードは「フェンダーローズ」。
フェンダーローズのやわらかい音質を聞きながら、仕事をするなんて
いいじゃないですか。
で、頻繁に出てきたのが、INO hidefumi "Satisfaction"。

Satisfaction
CD
INO HIDEFUMI
インディペンデントレーベル
平均評価:評価:4.0


もちろんこんなヤツ知らない。
でも物は試しでHPを見てみると、
タワーレコードのインディーズチャートで6週連続No1だって。
まーそれはいいとして、試聴できるので聞いてみると・・・。
お、いいじゃないか。
打ち込みのリズム隊とローズの歪みが不自然でちょっと気になるけど、
なかなか気持ちいー。
買いです。
午後少し外出して調達してこよう。

この手を聞くと、大野雄二You&Explosion Bandの「FullCourse」を聞きたくなるね。
ルパンばかりがクローズアップされるけど、このあたりを早くCD化して欲しいね!
posted by たけきよ at 12:23| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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